画像: グエルチーノ《聖母子と雀》1615-16年頃 油彩/カンヴァス ボローニャ国立絵画館

グエルチーノ《聖母子と雀》1615-16年頃 油彩/カンヴァス ボローニャ国立絵画館

国立西洋美術館 開催中〜5月31日(日)

グエルチーノ《聖母子と雀》1615-16年頃 油彩/カンヴァス ボローニャ国立絵画館
 イタリア・バロック美術を代表する画家、グエルチーノ(1591-1666年) の、日本国内では初めてとなる展覧会。

 グエルチーノはボローニャ近郊の小都市・チェントに生まれ、ほぼ独学で絵画を学びながら“ボローニャ派”を代表する存在として名声を博した画家。ときの王侯貴族や、教皇、枢機卿などから多くの支持を得、没した後もゲーテやスタンダールといった後世の文化人らから高く評価されていた。19世紀半ばごろになると近代美術の隆盛とともに忘れられていたが、20世紀半ば以降は再評価の試みが続けられ、近年ではイタリアを中心に大きな展覧会が開催されている。

 今回は、国立西洋美術館がグエルチーノの油彩画を1点所蔵していたこともあり、日本で初めての大規模展が実現。2012年に地震の被害を受けて以来閉館しているチェント市立絵画館の協力で、グエルチーノ作品など44点を展示。本展の収益の一部は同館の復興に充てられる。

 ボローニャ・チェントを活動の拠点としながらも、ローマ滞在を機に画風を大きく変えるなど、新たな表現を模索していたグエルチーノ。当時のイタリア美術の変遷を知る上でも、興味深い作品となっている。

詳細は…http://www.tokyoheadline.com/vol639/culture.16807.php

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