画像: 『石と樹』1977年

『石と樹』1977年

 岡本太郎の作品には、頻繁に“樹”が登場する。さまざまな“いのち”を描き続けた太郎だが、中でも“樹”に対して大きな共感を持っており、天に向かって伸び行くその姿に、太郎は生命力のダイナミズムを見ていた。若々しく広がっていくさまに人間のあるべき姿を重ね、人が天と交流する回路であるとも考えていたのだ。単細胞からヒトまでが一本の樹に宿るさまを表した、太陽の塔の胎内に内蔵されている作品『生命の樹』。いきいきと躍動する不思議な生命体『樹人』。こどもの城(青山)のシンボルとして制作された、子供たちの多彩な表情が四方八方に伸びていくさまが印象的な『こどもの樹』。原始の呪力が生々しく投影された『樹霊』。生と死が対峙し戦うさまを描いた絵画作品『石と樹』。

 樹というモチーフを使って、太郎は何を表現したかったのか。本展では、樹をモチーフとした作品の数々を紹介。さまざまな太郎の“樹”を見ながら、彼が感じた生命のダイナミズムを感じよう。

【時間】10〜18時(入館は閉館の30分前まで)【休】火曜【料金】一般 620円、小学生310円【問い合わせ】03-3406-0801【交通】地下鉄 表参道駅より徒歩8分【URL】http://www.taro-okamoto.or.jp/

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