画像: 撮影・清水俊洋

撮影・清水俊洋

 歴史的な文脈を踏まえつつ、自らの解釈で歌舞伎を現代風にアレンジし、上演する木ノ下歌舞伎。

 今回上演する『三人吉三』は昨年秋、「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」で初演された話題作。京都での2回だけの上演とあって、再演を望む声も多かった作品。

『三人吉三』は黙阿弥の代表作。黙阿弥の死後、一部をカットしたり、見せ場が豊富な部分のみが上演されることが多かったのだが、木ノ下歌舞伎による『三人吉三』は現行の歌舞伎では上演されない『廓』を舞台にした物語や、初演以来約150年ぶりとなる『地獄の場』の上演を含むものとなっている。

 歌舞伎では3人の吉三郎に視点が集まる作品となっているのだが、そのへんを復活させることで、吉三郎たちと彼らを取り巻くさまざまな人たちを描く群像劇としての面白さを引き出し、全く新しい『三人吉三』を作り上げた。

 そんなわけで本作は全3幕、途中休憩を含み上演時間約5時間の大作となっているのだが、そうめったに見られるものではないので、この機会は逃したくないところだ。

【日時】6月13日(土)〜21日(日)(開演は13日16時、14〜19日15時、20〜21日13時。16日休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】東京芸術劇場 シアターウエスト(池袋)【料金】全席指定 一般4000円、U-25 3000円、高校生以下1000円、幕見1500円 ※プレビュー公演(13日)は一般・U-25共に500円引き。U-25、高校生以下チケットは当日、証明書提示【問い合わせ】木ノ下歌舞伎(TEL:050-3636-3734[HP]http://kinoshita-kabuki.org/)【監修・補綴】木ノ下裕一【演出・美術】杉原邦生【作】河竹黙阿弥【出演】大村わたる、大橋一輝、堀越涼/村上誠基、熊川ふみ、藤井咲有里、塚越健一、田中佑弥、森田真和、緑川史絵、大寺亜矢子、森一生、田中祐気、滝沢めぐみ/武谷公雄

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