『テレビの秘密』著者:佐藤智恵

画像: 『テレビの秘密』著者:佐藤智恵

 テレビを語る上で、必ず話題になるのが視聴率。同じ時間帯に、同じようなキャスティングで、同じような内容であっても、視聴率が全く違うというのもよく聞く話。テレビマンは視聴率を上げるのに日々奮闘している。そんな視聴率及び、テレビの秘密を経営学の視点から徹底分析しているのが同書だ。著者は東京大学教養学部、米コロンビア大学経営大学院を卒業後、NHK、ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局を経て独立、現在は執筆とコメンテーターとして活躍している佐藤智恵。テレビ局内部にいた経験と、コンサルティングをする外部の目を持って鋭く突っ込みつつも、例を挙げ分かりやすい視点で解説している。マツコ・デラックスが出演すると視聴率が上がる理由や、テレビ東京に学ぶべき弱者の戦略、また、「半沢直樹」後継番組はなぜ視聴率が「半沢直樹」に及ばなかったのか、また池上彰はなぜ“最強”なのかなど。国内外のテレビ事情を知り尽くしているからこそなされる分析には思わず膝を打ってしまう。視聴率を分析し、その競争の勝者と敗者を知ることはヒットのセオリーを見つけること。「最近のテレビはつまらなくなった」と嘆く人、「なぜ同じ人が同じような番組に起用されるのか」と疑問を抱く人におススメ。テレビについて深く考えたことがない人でも、業界の裏のカラクリがわかるので、読み物としても楽しめる。もちろん、視聴率に悩んでいるテレビマンは必読!

『テレビの秘密』
【著者】佐藤智恵【定価】本体740円(税別)【発行】新潮社

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