画像: やせればきれいになれる。やせれば幸せになれる。それは真実なのだろうか。

『やせる石鹸』著者:歌川たいじ

 著者の歌川たいじは、漫画家であり、1日10万アクセスを記録した「♂♂ゲイです ほぼ夫婦です」のカリスマブロガー。自身の壮絶な家族との関係を描いたコミックエッセイ『母さんがどんなに僕をきらいでも』などの著作があるが、同書が小説デビュー作となる。

 巨デブ女子たまみは、ダイエットもせず、伯母の経営する和食店で、身をすくめながら働いていた。ある日、接待でやって来た商社マンでさわやかイケメンの辻堂拓也から好意を寄せられる。こんなデブの私に…と訝しく思いながら、つかの間のデートを楽しむたまみ。しかし、ある日「あの人って、デブ専でしょ」という言葉で、すべて崩壊してしまう。デブがゆえにいじめられ、デブがゆえに仲間はずれにされ、デブがゆえに見知らぬ人に笑われ、デブがゆえに罵声を浴びせられる…。そんな人生を送ってきたのに、デブだから好きと言われても、混乱するばかりで、ついには拓也を拒絶してしまう。そしてもう一人。巨デブ男子の實は、思春期に人格否定をされたおかげで屈折した面倒くさい巨デブへ。

 しかし上野でさまよっていた實を拾ったのはデブ専ゲイバー。そこで實はデブ界の癒し系アイドルとしてそこそこの人気者になっていた。そんな2人はある日、ダイエットに成功した元巨デブの同級生の死を知り、そのブログを発見。そしてその壮絶な生き方に、衝撃を受ける。やせればきれいになれる。やせれば幸せになれる。それは真実なのだろうか。いや、やせないまま、自分と世界を変えてやる! 2人の巨デブが立ち上がった。やがてその運命は交錯するが…。

 笑えて、泣けて、感動する巨デブエンターテインメント青春小説。

【定価】本体1500円(税別)【発行】KADOKAWA

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