画像: 『映像表現 '72』展(1972年、京都市美術館)会場風景 photo: 松本正司

『映像表現 '72』展(1972年、京都市美術館)会場風景 photo: 松本正司

 1972年、京都市美術館にて開催された『映像表現'72』展(正式名称:『第5回現代の造形〈 映像表現 '72〉もの、場、時間、空間−Equivalent Cinema−』)は、映画館ではなく美術館で、美術家による映像作品を一堂に展示した、世界的に見ても先駆的で画期的な展覧会だった。


 映画館のように、暗闇で終始着席したまま一つの映像に没頭するのではなく、そこかしこの壁やモニターに映し出された16名の美術家による映像作品を、自由に動き回りながら映像を鑑賞する。その斬新な上映スタイルに加え、それぞれ別個の作品でありながら、いくつもの上映機材、光、音が一体化して一つの不思議な空間を生み出すという光景もまた、来場者に大きなインパクトを与えた。


 あれから43年。その伝説的展覧会を東京国立近代美術館で再び開催する。本展の趣旨は、過去の展覧会を回顧的に再現するのではなく、再び舞台に乗せる、すなわち“再演”し“再生”すること。1972年の京都と2015年の東京を重ね合わせる展示構成によって、刺激的な空間体験を演出する。時空の重なりとズレ、その不思議な感覚を楽しもう。

「Re: play 1972/2015—「映像表現 ’72」展、再演」

東京国立近代美術館 開催中〜12月13日(日)
【時間】10〜17時(金曜は20時まで。入館は閉館30分前まで)
【休】月曜(10/12、11/23は開館)、10/13、11/24
【料金】一般900円、大学生500円
【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)
【交通】竹橋駅1b出口より徒歩3分
【URL】 http://www.momat.go.jp/am/exhibition/replay/

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