毎年12月に各大陸のクラブ王者が集結して世界一を決める、FIFAクラブワールドカップ。
今年は日本開催で、欧州王者としてFCバルセロナや、熱狂的なサポーターで有名な、南米王者のリーベル・プレート、開催国代表として、今年のJリーグを圧倒的な強さで制した、サンフレッチェ広島などの7チームが出場しました。
今回は、横浜の日産スタジアムにて3位決定戦と決勝が行われた最終日のレポートです。

試合前から盛り上がる熱狂的なサポーターたち

スタジアムまでの道中、あちこちで大合唱。声の主は、遠く離れたアルゼンチンからやってきたリーベル・プレートのサポーターたち。筆者が写真撮影を頼むと笑顔で承諾してくれたり、一緒に歌ったりとフレンドリーな雰囲気。何故ずっと歌うのか、と一人のリーベルサポーターに筆者が質問すると、その答えは、"退屈だからさ”。この単純に楽しもうとする心意気は筆者にとって新鮮でした。
他にも道中では、アジア王者の広州恒大(中国)のサポーターたちが集結して試合前から士気を高め合う様子も見られました。
スタジアムへ着くと、各チームのユニフォームを着た大勢の人々で試合前から大盛り上がり。会場では、バルセロナのユニフォームが多くみられ、日本でのバルセロナの人気を実感。すると、会場でも大合唱。やはり、ここでもリーベルサポーターたちの陽気は健在。また、先に行われる3位決定戦に向けて広島と広州のサポーターたちは着々と準備を進めてました。

画像: 道中より。遥々アルゼンチンからやってきた、リーベルサポーター。終始熱狂的に歌い続け、会場を盛り上げた。

道中より。遥々アルゼンチンからやってきた、リーベルサポーター。終始熱狂的に歌い続け、会場を盛り上げた。

画像: 道中より。こちらは、広島サポーターのお二方。この直前、リーベルサポーターと写真を撮ったりと、試合外でもしっかり楽しんだ模様。

道中より。こちらは、広島サポーターのお二方。この直前、リーベルサポーターと写真を撮ったりと、試合外でもしっかり楽しんだ模様。

白熱のアジア頂上決戦、そして圧倒的な力を見せたバルセロナ

画像: 決勝、バルセロナvsリーベル・プレートのキックオフ前。

決勝、バルセロナvsリーベル・プレートのキックオフ前。

3位決定戦はサンフレッチェ広島(日本)とアジア王者、広州恒大(中国)のアジア勢同士のカード。
試合は両者攻め合いの展開。序盤に広州が先制するも、後半途中交代で入った広島FWドウグラスの2ゴールで逆転。そのまま、逃げ切り広島が広州に2-1で勝利。見事、広島が世界3位となりました。
そして、3位決定戦の熱気そのまま始まった、バルセロナとリーベル・プレートの決勝戦。試合は序盤、リーベルがバルセロナのディフェンダーへプレッシャーをかけ続けるも、バルセロナはこれに落ち着いて対応。次第にペースを掴んだバルセロナは、前半36分にFWメッシのゴールで先制。その後、試合を支配しFWスアレスの2ゴールでリーベルを圧倒。そのまま、3-0でリーベルを完封したバルセロナが世界王者に。
この試合バルセロナのFWトリオのネイマール、メッシ、スアレスが世界トップクラスの破壊力を存分に発揮。特に、バルセロナFWスアレスの動きは常に相手の二枚、三枚上手。味方のMFブスケツの美しく、難しいパスをコントロールしてゴール。その動きはまるで獣のよう。筆者も現地でスアレスの動きに虜にされました。

FINAL Highlights: River Plate vs Barcelona - FIFA Club World Cup Japan 2015

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3位決定戦、決勝戦共にサポーターたちの応援は印象的でした。
広島のサポーターは試合中、絶え間なく応援歌を歌い、選手の名前を叫び続ける姿は世界に誇れるもの。そして、会場の3分の1を占める2万人ものリーベル・サポーターは圧巻。彼らがゴール裏で終始(自分たちの試合ではない3位決定戦でさえ)歌い続ける姿は、会場全体を巻き込むほどの強烈さ。入場時には、歌うだけでなく、本来禁止されている紙吹雪や爆竹、発煙筒を使っての盛り上げ。遥々アルゼンチンからやってきたサポーターたちの、時に度を越すことはあれど、情熱的な姿はなかなか見れないもので、この”祭り”を彩どりました。

一方、多くの海外から来たサポーターたちが、スタジアムのスタッフとコミュニケーションをとることに苦労したり、WiFiが使えないなどで不便する姿も目立ってしまいました。特に、母国語のスペイン語しか話せなかったリーベルサポーターたちは、指示を誤解してしまう場面を筆者も目にしました。幸い、申し訳程度のスペイン語が話せた筆者の手助けで、問題解決を果たせたサポーターもいましたが、こういったハード面、ソフト面の問題は5年後の東京五輪に向けて、ホスト国の日本が早急に解決しなければならない、と感じずにはいられませんでした。

課題が浮き彫りになったものの、最後まで無事に開催されたFIFAクラブワールドカップ。
来年も日本で開催されることが決定しています。サッカーが好きなあなたも、疎遠なあなたも、サッカーの虜になる、興奮の祭典へあなたも一度訪れては?

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