画像: 突破を図るパナソニックの堀江(撮影・蔦野裕)

突破を図るパナソニックの堀江(撮影・蔦野裕)

 ラグビーのトップリーグ決勝トーナメント最終日の24日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝が行われ、パナソニックが27-26で東芝を破り、3年連続4度目の優勝を果たした。
 決勝は開始早々からトライの奪い合い。3分にパナソニックがラインアウトからモールで押し込みトライを奪うと、7分には東芝がスクラムからリーチ・マイケルがトライを決めすぐに追いつく。
 ともに前半2つのトライを決め、パナソニックが17-14とリードして折り返す。後半、パナソニックは8分にヘイデがPGを決め、20分には左サイドで華麗なパス回しからピーターセンがトライ。コンバージョンキックも決め27-14と突き放した。
 しかし粘る東芝は28分、流れるようなパス回しから最後はニコラが突き抜け、中央にトライ。コンバージョンキックも決め27-21と食い下がる。その後も地力で勝るパナソニックに自陣まで攻め込まれるも、なんとかしのいだ東芝はロスタイム、知念が左サイドを駆け上がる。これは止められたものの、ボールは右に展開。カフィが蹴り上げたボールがゴールライン付近に転がったところを豊島が押さえ、トライに成功した。

画像: 3位決定戦では五郎丸のヤマハが勝利(撮影・蔦野裕)

3位決定戦では五郎丸のヤマハが勝利(撮影・蔦野裕)

 この時点で27-26となりコンバージョンキックが決まれば奇跡の逆転Vという場面。両チームの選手、そして会場中が固唾をのむ中放たれたステインのコンバージョンキックはわずかに左に外れ、パナソニックが逃げ切った。
 試合後の会見でパナソニックのロビー・ディーンズ監督は「ラグビーのすべての要素が詰まったような試合だった。今シーズン戦ってきた中で、我々のほうが少しだけ運を引き寄せるものを持っていたのかと思う。3連覇できたことはうれしい。そして我々を追い詰めた今日の東芝のプレーは素晴らしかった」と語った。
 東芝の冨岡鉄平監督は「パナソニックは素晴らしい。よく1点差で終われた。まだまだ力の差を大きく感じた一戦。しかし選手たちの1年間の努力に感謝している。彼らはチャンピオンシップを取っても申し分ないほどの準備をしてくれた」と選手を称えた。そして最後の場面を振り返り「トライの取り方がストーリーとして弱い。必然で勝てる展開ではなかった。そこにあと一歩の壁がある。最後に勝てるかどうかの差はそれだと思う」と語った。
 決勝に先立って行われた3位決定戦では神戸製鋼とヤマハが対戦。26-22でヤマハが勝利を収めた。

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