こんにちは。totamです。
5月に入り、リオ五輪も近づいてきました。現在、各スポーツではリオ五輪出場をかけた戦いが終盤を迎えています。
さて、現在バレーボールのリオ五輪最終予選が日本で開催されています。
先日まで行われた女子の予選では、苦戦をしながらも日本も五輪出場権を獲得しました。
いよいよ明日、男子の世界最終予選も開催されます。
今、我々は日本だけでなく、ポーランドやフランスをはじめとする強豪国も見れるのです。バレーを見るには、恵まれています。

さて、バレーの試合はスピーディーなアクションが連続し、終始盛り上がれる魅力がある反面、速さに慣れないと中々理解できずに、楽しさが半減しがちな面も...
そこで五輪予選期間、試合観戦を楽しめるポイントを、一応中高6年間真剣にバレーをやってきたニワカモノの筆者が、新たなファンへ伝えていきたいと思います。

組織プレーの理解の第一歩へ...

今回は世界のトップレベルの標準的な戦い方から、ワンランク上の観戦ポイントを紹介します。
まず、現代バレーは組織プレーです。緻密に練られた戦略をコートの6人が、蟹工船の如く、忠実にこなすことで成り立っています。
例えば、サーブは分析に基づいて打たれています。スパイクも他のアタッカーと連動して攻撃できるように工夫がなされ、それに合わせてトス回しがされます。一方、ブロックはレシーバーが拾いやすいように、計算して飛んでいるのです。

アメリカ男子代表のスパイクより。複数のアタッカーが同時に攻撃を仕掛けている。

しかし、これら全てを一度に解説しても、読むほうも大変です。そこで今回は、守備の要かつ攻撃へのスイッチでもある、ブロックについての簡単な解説です。
奥さん、試合前のショーの某アイドルに目を奪われている場合ではないですよー

いい攻撃は、いい守備から

現在のバレーでは、前衛3枚+後衛1枚からの攻撃(稀に5枚で仕掛けることも)が前提となっています。
対して、ブロッカーは最大3枚。3対4。あれ、足りないぞ。その穴を埋めるために、相手アタッカー1枚に対して、必ずブロッカーは最低2枚付きます。以前は、ヤマを張って、アタッカーごとにブロッカーの枚数を変えるやり方が一般的でしたが、それでは相手の攻撃を受けるリスクが大きいため、このやり方が台頭しました。(勿論、行ける場合はブロッカーを3枚、反対にやむを得ずブロッカーが1枚のみのシーンも、状況次第で生まれます。)
そして、ブロッカーは相手セッターがトスを上げる瞬間ギリギリまで、アタッカーを見て、トスが上がると同時に、ブロックへ飛びます。
バレーって、意外と頭使うんですよ。しかも、短時間の間に。

そして、何よりブロックの考え方は変わってきています。以前は、相手の攻撃を完全にシャットアウトすることを念頭に置いていました。しかし、現在はシャットアウトよりも、ブロッカーがワンタッチを取ることが最優先、極論シャットアウトはおまけぐらいの意識で、ブロックに飛ぶことが多いです。また、触れなくても、相手の攻撃のコースを限定して、味方レシーバーに拾わせる、といった組織プレーの一部となっています。

画像: 男子バレーボール欧州選手権2015 フランスvsイタリアより

男子バレーボール欧州選手権2015 フランスvsイタリアより

こうして意図したとおりに、味方がボールを拾えることで、攻撃の選択肢も増え、攻撃で優位に立てます。
実は、ブロックから攻撃は始まっていた。いい守備があってこそのスパイクです。

さぁ、見よう、楽しもう!

さて、今回はブロックにしか触れられませんでした。しかし、以上の点だけでも頭の片隅に入れながら観戦すると、今までとは違った楽しみ方が増えるでしょう。
ところで、皆さんはバレーを体育館で見たことはありますか?
体育館での観戦は、テレビでは映らないベンチやアナリストの動きが見れるのは勿論、やはりプレーの迫力を感じられます。
日本でやっているのだから、生で見ないのは勿体ないでしょう。
ちなみに、体育館で見る際のおすすめ席は、エンドライン側です。

画像: 全日本インカレ2015 3位決定戦 早稲田vs筑波より

全日本インカレ2015 3位決定戦 早稲田vs筑波より

エンドライン側からは、ブロッカーの動きがよく見え、なにより強烈なサーブやスパイクの迫力を、選手目線で味わえます。

男子最終予選は、明日5月28日から6月5日まで、東京体育館で開催です。

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