青森から東京まで約1000kmをランニングと自転車のリレーでつなぐ「未来(あした)への道 1000km縦断リレー2016」が24日、青森県庁をスタートする。ランナーと自転車1100人超で、岩手、宮城、福島、茨城、千葉と縦断、東京都立上野恩賜公園のゴールを目指す。全行程は15日間で、ゴールは8月7日の夕方5時ごろの予定だ。

画像: 昨年のゴールとなったお台場。太陽が照りつけるなか、ランナーたちをたくさんの人が出迎えた

昨年のゴールとなったお台場。太陽が照りつけるなか、ランナーたちをたくさんの人が出迎えた

 青森から東京まで、総距離1000km超をランニングと自転車でつなぐ「未来(あした)への道 1000km縦断リレー」のスタートが、今年も迫ってきた。東日本大震災の記憶の風化を防ぐことと、復興へ向けた取り組みを発信する目的で2013年にスタートしたこのランニングイベントも今年で4回目。今夏も1100人超がたすきの重みに込められた想いを感じながら走る。

 青森から東京まで、東日本大震災の被災地をランニングと自転車でつなぐスタイルはスタート当時から変わらない。1000km超の区間はランニング、自転車、みんなで一緒に走る「ふれあい区間」など100以上に分けられ、参加者は指定の区間を走る。参加する人、応援する人、大会を支える人、各会場でアトラクションなどを展開する人など、大会を軸に、新しい絆が生まれている。

 一般から募ったランナーが中心となり、たすきをつなぐ。小学生からその保護者、学生はもちろん、年配の方まで幅広い年齢層のランナーが参加。障がいを持った方もエントリーする。そこに、大会のアンバサダーを務める高橋尚子や朝原宜治、有森裕子などアスリート、ミュージシャンら著名人などゲストランナーが加わり、一丸となって走る。

 ゲストを含めて参加者のなかには複数回走った人もいる。走りながら、前回と比べて大きく変化した風景、あるポイントでストップしてしまったかのような状況に、さまざまな思いを募らせることも少なくないそう。走り終えたランナーたちは「忘れてはいけない。その気持ちを伝えたいと思う」と、口を揃える。東日本大震災から5年超。被災、復興という言葉の重さが軽くなっているように感じがちなムードのなかで、毎年変わらない参加者のフレーズは、どんどん重みを増している。きっと今大会でも、さらに重くなった「忘れてはいけない。その気持ちを伝えたいと思う」を聞くことになりそうだ。

 今夏も1100名を超えるランナーたちが、汗と、走って感じたさまざまな想いが染み込むたすきを東京まで運ぶ。8月7日、たすきがゴールに到着する時、ランナーはもちろん、彼らを迎える人たちの顔も、例年通りに、感動でくしゃくしゃになるだろう。1000kmを走り切ったこと、何よりも、みんなでつないだたすきをゴールに無事運ぶことができたという達成感で胸がいっぱいになるのだという。この夏もそんな体験をする人が増える。

 25日からは、公式サイト(http://www.1000km.jp/)で、前日のランニングの様子を動画で配信する。

画像: 南三陸町をスタートするランナー

南三陸町をスタートするランナー

画像: www.tokyoheadline.com
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