画像: 柏﨑(上)がパウンド連打でKO勝ち(撮影・神谷渚)

柏﨑(上)がパウンド連打でKO勝ち(撮影・神谷渚)

 総合格闘技「ZST.53」(8月7日、東京・新宿FACE)のメーンで行われたバンタム級タイトルマッチで王者・柏﨑剛が渡部修斗を2R4分59秒TKOで破り2度目の防衛に成功した。

 1R、柏﨑のキックをキャッチしてグラウンドに持ち込みフロントチョークを狙う渡部だったが、強引に立ち上がった柏﨑は逆に組みついて、テイクダウンに成功。肩固めからバックに回るとスリーパーホールド、パウンドで渡部を削る。2Rも柏﨑のキックをキャッチしグラウンドに持ち込む渡部。今回は反撃を許さず、バックを取ってスリーパーホールド、バックマウントからパウンドと、1Rとは逆の展開に持ち込む。あわやの場面も作った渡部だったが、自力で勝る柏﨑は一連の攻撃をしのぐと、体勢を入れ替え、バックを取ってスリーパー。決まらないと見るやパウンドを落とし続け、渡部の動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。

画像: 伊藤(左)のパウンドにホヨンの顔がゆがむ(撮影・神谷渚)

伊藤(左)のパウンドにホヨンの顔がゆがむ(撮影・神谷渚)

 セミファイナルではフライ級王者の伊藤盛一郎が韓国のユン・ホヨンと対戦。2R1分38秒、フロントチョークで一本勝ちした。1Rから巧みなグラウンドテクニックを見せるホヨンはマウントから腕十字、下になっては三角絞めを狙うなど伊藤を翻弄。伊藤も忍者チョークを狙うなどグラウンドで高度な攻防が繰り広げられる。2Rも伊藤のキックをキャッチしてホヨンがグラウンドに持ち込む展開。ホヨンの腕十字が決まりヒヤリとさせられた伊藤だったが、これをしのぐと上を取って鉄槌からパウンド。立ち上がったホヨンの一瞬のすきを突いて正面から飛びついてフロントチョーク。こらえるホヨンだったが力なくひざまずくとマットを叩きギブアップした。
 試合後、伊藤は改めてRIZINへの出場をアピールした。

画像: 【写真上】正城(左)がカウンター一閃。上田は腰から崩れ落ちる 【写真下】最後に挨拶する正城(撮影・神谷渚)

【写真上】正城(左)がカウンター一閃。上田は腰から崩れ落ちる 【写真下】最後に挨拶する正城(撮影・神谷渚)

 小谷直之の返上に伴い開催される「第2代ライト級王者決定トーナメント」の1回戦2試合が行われ、平信一が2R2分20秒で伊澤寿人をTKOで、藤巻優が1R51秒で伊藤有起をKOで破り11月に行われる決勝に駒を進めた。

 またこの日、フライ級戦に出場した正城ユウキは上田貴央に2R 1分16秒、強烈な右カウンターでKO勝ち。試合後に引退を表明した。正城は修斗フライ級の世界ランカーで、バンタム級では世界戦を行ったこともあるベテラン。昨年11月からZSTに参戦し、今回の試合で3連勝を飾っていた。

 正城は「これで引退します。最後こういう形で勝てて良かったです。応援してくれたみなさん、ありがとうございました。15年くらいやってベルトとか獲れなかった。もうちょっとカッコいい夢もあったんですが、こうやって皆さんの前で話せているというのが自分に自信を持ってお疲れ様と言えるというのがあるので、これはこれで正解なんじゃないかと思います。これから新しい道が始まると思いますが、この経験を生かして胸を張って頑張っていきたい。本当に楽しかった。ありがとうございました」と挨拶した。

画像: www.tokyoheadline.com
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