【定価】本体1600円(税別)【発行】双葉社

 広告代理店に勤める優秀でも、無能でもないごくごく平凡なサラリーマン根本が、社運を賭けた一大プロジェクトの担当に任命。それはベストセラー小説を映画化するというもので、映画好きな根本には夢のような仕事だった。しかし、業界とはいってもまったく畑違いの映画製作という仕事。まずは、原作者でもあるベストセラー作家に、映画化の許可をもらうところから大苦戦。その後も、製作費集め、キャスティング、カメラマンの怪我など問題が続出。しかも、根本自身も死に別れたはずの母親に関して、それまで知らされていなかった事実が明らかになり、仕事、プライベートともに寝る暇もない忙しさ。果たしてそれぞれの問題を無事にクリアし、映画を完成することができるのか? そして亡き母の秘密は明らかになるのか? さらに、忙しさのあまりギクシャクしてしまった恋人との関係は? 平凡な日常が、急転直下怒涛の日々に変わったサラリーマンの奮闘記。著者は食品偽装の問題を扱った小説『震える牛』の相場英雄。WOWOWで連続ドラマにもなり、世間を震撼させたシリアスな社会派サスペンスから一転、映画作りの舞台裏を、笑いと涙で描いたドタバタコメディーだ。根本の悲喜劇も見ものだが、普段は知ることのできない映画製作の苦労が非常に分かりやすく描かれているので、映画好きにも楽しい第一級の痛快エンターテインメントとなっている。それにしても、さんざん苦労した映画製作に、あんなどんでん返しが待ち受けているとは…。最後の最後までスリルある展開がお見事!

画像: www.tokyoheadline.com
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