JAPAN MOVE UP!日本を元気に! TEAM2020

“日本を元気に”していく各界のキーマンに、JAPAN MOVE UPプロデューサー・一木広治が迫るインタビュー企画。今回は、就任以来、渋谷区を活性化する新たな取り組みを積極的に行っている長谷部区長にインタビュー。にぎやかなイメージの一方で、多様な人々と未来へ歩む、渋谷の現在を語ってもらった。

画像1: JAPAN MOVE UP!日本を元気に! TEAM2020

—昨年は、福祉・教育の充実や 都市の環境整備、多様性のある街づくりなど、多くの課題に積極的に取り組まれておりました。すでに形になってきたものも少なくないのでは。
「そうですね。まず教育・福祉というのは、地方行政の大きな柱です。もともと渋谷区は高齢者福祉をしっかりとやってきた経緯がありますが、それを継承しながら、待機児童解消など、子育て世代に必要なサポートにも力を入れる必要があります。保育園や幼稚園もただ数を増やすのではなく、地域に根差しながら個々の特性を持った教育の場を作っていけたら、と思っています。イタリアのレッジョ・エミリアの教育方式のような、芸術士などが子供の自由な発想を伸ばしていくスタイルだったり、ドイツのシュタイナー教育のように自然との共生を大切にするスタイルだったり。実際に、代々木公園の原宿門のほうにはモダン和風というか、日本文化や自然に囲まれているような保育園を今年オープンさせる予定です」

—東京オリンピック・パラリンピックが行われる2020年に向けても着々と計画が進んでいますね。
「まずは渋谷で開催される種目を今から盛り上げていきたいんです。特にパラスポーツですね。ウィルチェアー(車いす)ラグビーは、リオ・オリンピック前から渋谷区が練習場所を提供していた縁もあります。リオでメダルを獲得した選手たちから感謝の言葉を頂きましたが、彼らのプレーや練習する姿が応援する側にもたらすものはとても大きい。また、ボランティアを今から集めて2020年までの大会やイベントの運営に参加してもらいたいと思っています。僕自身も経験があるので分かるんですが、ボランティアにも練習が必要ですから。

—渋谷区に暮らしている人、働いている人、訪れる人に、もっと知ってほしいですね。
「そうなんです。それで、今年の2月からLINEを活用して区のお知らせを発信しています。予防接種のお知らせなどがその都度、届けられるので子育て支援の面でも役立っています。また、広報誌もリニューアルしまして、毎回渋谷の“ローカルスター”にインタビューし、その活動などを紹介しています。渋谷区では多彩な人がさまざまな活動をしていることを伝えられれば、それがまた刺激や参考にもなると思います」

—区民参加型の広報誌というわけですね。
「ええ。基本的に各戸に配布しているほか、WEBでもPDFで見ることができるので、若い世代にも気軽に目を通してもらいたいです。渋谷のラジオとも連動して、メディアミックスのようなことも行っています。やはり区の広報紙には行政が伝えたい情報が一番入っているものなので、しっかり区民に届けたいんです」

—渋谷がどんな街づくりをしているのか普段はあまり意識しませんが、着実に進化しているんですね。
「どんな街づくりをするのか。それを区民をはじめ渋谷で働く人、訪れる人にも伝えたいと作ったのが、この渋谷区基本構想なんです。自治体は、それぞれオリジナルの基本構想、基本計画を持っていて、渋谷区もこれまで20年前に作ったものをもとに使っていました。しかし時代が大きく変わり、当然2020年の東京オリンピック・パラリンピックやITの発展なども想定されていませんでした。それを今回、2020年へのロードマップという意味も込めて作り変えたんです」

画像2: JAPAN MOVE UP!日本を元気に! TEAM2020

—オシャレな絵本のようなデザインですね。文章も分かりやすいです。
「自分が暮らす街の基本構想なんて、皆さんあまり読んだことないでしょう。一見カタいイメージですよね(笑)。この基本構想では、福祉の項目では“あらゆる人が、自分らしく生きられる街へ”、健康・スポーツの項目では“思わず身体を動かしたくなる街へ”など、分かりやすく定義しています。基本的にこれに基づいて数カ年の行政計画を立てていくので、ぜひ皆さんに読んでいただきたい、とても大切なものなんです。『YOU MAKE SHIBUYA』と題して歌にもしました。作曲はカジヒデキさん、歌は野宮真貴さんにお願いしました」

—区民や渋谷を愛する人がどんどん街づくりに関わりたくなりますね。
「そのための基本構想なんです。ここには渋谷区で生き生きと輝くためのいろいろなヒントが書かれています。“思わず体を動かしたくなる街へ”とあれば、じゃあ代々木公園に女性が夜でも走れるランニングコースができたら皆が利用するんじゃないか、なんて僕なら考える。皆さんが自分なりのアイデアを生み出して、声をあげていただきたい。“YOU MAKE SHIBUYA”と掲げてあるのは、そういうことなんです。ヘッドラインを読んだ方から、こんなことが渋谷区でできないかな、という提案もお待ちしています!」

長谷部健(はせべ けん)

1972年渋谷区生まれ。専修大学商学部卒業。広告代理店・博報堂を退社後、ゴミ問題に関するNPO法人green birdを設立。2003年に渋谷区議に当選。以後3期連続区議を務め、2015年4月に渋谷区長に無所属で立候補し当選。渋谷区パートナーシップ条例制定などでも話題に。【渋谷区公式HP】 https://www.city.shibuya.tokyo.jp/

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