「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」。サイバー攻撃から、NTTドコモやANAをはじめ4000超のサイトを守り、クラウド型WAF市場で国内No.1の実績を持つ株式会社サイバーセキュリティクラウド。16歳からビジネスを始めるなど、異色の経歴を持つ若き経営者に話を聞いた。

画像: 自分が何を求めているのか。
「ハートが叫んでいるものを実行に起こすことが大切」
サイバーセキュリティクラウド代表取締役 大野 暉

 サイバー攻撃を可視化・遮断するクラウド型WAF『攻撃遮断くん』がリリースされたのは日本国内におけるサイバー攻撃総数が初めて100億件を越えた2013年。「一人のユーザーとしても何とかならないのかと思いましたね。時代はハードウエアをシステムに導入する物理的なセキュリティー製品の時代からクラウド上での管理に移行しており、そのためのシステムを開発すればチャンスだと思いました」と大野氏。

「幼少期から関心があり、ITの知識もそれなりにありましたが、セキュリティーに関してはほぼ素人。毎日勉強し、調べていくと業界的にレッドオーシャン(競争の激しい既存市場)だと分かりましたが今の時代、新しいものを作れば小さくてもスイートスポットになり、レッドオーシャンの一部分を塗り替えられると思いました」

 大手メーカーのサービスだけではなく小さな企業にも視野を広げた。「そこにヒントが転がっていたんです。既存のものを掛け合わせることで生まれる新しいものもある。『攻撃遮断くん』もその一つです」。

 サービス開始から約3年半で累計導入社数・累計導入サイト数、国内第1位を獲得するなど、今や飛ぶ鳥を落とす勢い。しかし学費を借金して高校に通うなど苦労人でもある。

「バイトだけでは学費を返せないので、16歳のときに広告代理店が行う若者を対象にした市場調査などを請け負う個人事業主として活動を始めました。それなりに稼ぎはありましたが続けようとは思いませんでした。先細りも見えていましたし、自分が考えている“カッコいい大人”にはなれなさそうだなと思って(笑)。カッコいい大人になるには、誰かに自分の思いを届けられるような大人でありたい。そのためには、新しいインフラになるような事業をしたいと考えました」 

 18歳で起業した株式会社ユニフェクトは、大企業の廃棄物管理の最適化サービスをコンサルティング及びクラウド型システムで提供する事業だった。しかし大きな挫折が…。

「市場リスクが高いという理由から上場が認められず、さらに社員が会社のお金を持ち逃げして、誰も信用できなくなった(苦笑)。今思えば、皆がビジネスライクに付き合い過ぎていたのだと思います。会社の理念や文化が希薄だったため、こういう結果を招いたのだと痛感しました」

 とはいえ、まだ大学4年生(!!)だった大野氏は、ここで新入社員、一兵卒として弁当宅配事業のスターフェスティバルに入社する。

「会社や社会のことを勉強し直したいと思い、なじみのあった岸田祐介社長に入社させていただけないか、と。約3年間お世話になりましたが“仲間集め”と“文化のある組織”の大切さをはじめ、会社経営に必要なことを学ばせていただきました」

 今日に至るそのバイタリティーは、どこから沸き起こるのか?

「ハートが揺れるというか、気になることがあるとそこに舵を切ってしまう。僕は“朝令暮改は当たり前”だと思ってます(笑)。自分がやりたいと思うことが変わるなら、変わってしまえばいい。ただ、そのためには小さな競争を積み重ねて、競争を勝ち抜く強い意思が必要。何かに対して劣っているなら、きちんとカバーし、課題を解決して勝てるという根拠を拾い集めていくこと」

 国内市場は手中に収め世界を目指す大野氏を目標とする若手起業家も出てくるはずだ。

「“起業=世界を変える”なんて考えなくていいと思います。起業する人が、心の底からやりたいことを持っていればいい。僕自身、起業家になろうなんて思っていなかった。自分が求めているものを目指した結果、自分で作ることになったに過ぎません。自分が何を求めているのか…ハートが叫んでいるものを実行に移してほしい」

画像: 大野 暉(おおの ひかる) 1990年生まれ。早稲田大学卒業。16歳時に個人事業主として事業開始。18歳時に株式会社ユニフェクトを創業し、大企業の廃棄物管理の最適化サービスをコンサルティング及びクラウド型システムにて提供する事業を展開。事業譲渡の後、株式会社サイバーセキュリティクラウド 代表取締役に就任。

大野 暉(おおの ひかる) 1990年生まれ。早稲田大学卒業。16歳時に個人事業主として事業開始。18歳時に株式会社ユニフェクトを創業し、大企業の廃棄物管理の最適化サービスをコンサルティング及びクラウド型システムにて提供する事業を展開。事業譲渡の後、株式会社サイバーセキュリティクラウド 代表取締役に就任。

“起業=世界を変える”が正しいとは限らない。
身の丈にあう自分がやりたいことから始めればいい。大野 暉

株式会社サイバーセキュリティクラウド
【所在地】東京都渋谷区桜丘町24-4 第5富士商事ビル4階
【URL】https://www.cscloud.co.jp/company/
【設立】2010年8月
【資本金】3億3,950万円(資本準備金を含む)
【事業内容】「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」この理念を掲げ、サイバーセキュリティクラウドでは、自社で一貫してWebセキュリティサービスの開発・運用・保守・販売を行っています。すべての企業様が安心安全に利用できるサービスを開発し、情報革命の推進に貢献するために私たちは挑戦し続けます。

「攻撃遮断くんについて」
「攻撃遮断くん」は、Webサイトへのサイバー攻撃を可視化・遮断するクラウド型WAFのWebセキュリティサービスです。官公庁や金融機関をはじめ、大企業からベンチャー企業まで業種や規模を問わず様々な企業にご利用いただき、2013年12月のサービス提供開始から約3年半で累計導入社数・導入サイト数 国内第1位※を記録しています。

※出典:「クラウド型WAFサービス」に関する市場調査(2017年8月25日現在)〈ESP総研調べ〉(2017年8月調査)

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