画像1: 2020年以降、日本の若者はどこを目指すべきか
『Beyond 2020 Night』Report

「2020年以降の社会を見据えて、イノベーションを引き起こしたい人は何をすべきか?」
 そんな問いに応えるべく、去る5月17日、虎ノ門ヒルズ内「Venture Cafe(ベンチャー・カフェ)」にて「Beyond 2020 Night」が開催された。日本のイノベーション教育やアントレプレナー養成を目的とするWASEDA EDGE NEXTが中心となって運営する同イベントは、インバウンズ産業を中心とした都市の国際化や、AI・自動運転といった最新技術の社会導入など、未来を見据えた産官学協働の改革を見据えた現代日本において、どこを目指し、何をすればいいのか、そのヒントを与えてくれるサロンのような場を目指して企画された。だからと言って、堅苦しいセミナーのような雰囲気が一切感じられないのが、このイベントの面白いところ。飲み物を片手に、リラックスしながら「Venture Cafe」という柔らかい空間で未来を語る“コミュニケーション重視”の進行は、世代を問わず多くの人から関心を集め、さらには参加者同士が気さくに話をすることができるとあって、この日、会場を訪れた参加者はなんと約400人。想定外の盛り上がりに会場を拡張して(!!)丁々発止が繰り広げられるなど、大きな盛り上がりを見せた。

画像2: 2020年以降、日本の若者はどこを目指すべきか
『Beyond 2020 Night』Report

 若手・学生起業家によるピッチでは、若手起業家がどんな視点を持って今の社会を見ているのか。そして、ベンチャーキャピタルによるピッチでは“スピード感”“熱狂さ”をはじめとしたVC(ベンチャーキャピタル)が起業家に求めている要素などをレクチャー。また、早稲田大学商学学術院で教鞭を執る杉浦正和教授、鶴谷武親客員准教授の対談では、リーダーシップとマネジメントの違いについて持論を展開。「リーダーシップとは正しいことをすること。対して、マネジメントとは物事を整理すること。この2つを混合してしまうとよろしくない。リーダーシップは横軸、マネジメントは縦軸のように考えてほしい」といった言葉は、起業家や経営者を目指す者の心に刺さったはずだ。

画像3: 2020年以降、日本の若者はどこを目指すべきか
『Beyond 2020 Night』Report

 数々のメッセージが送られた同イベントだが、中でもパネルディスカッションに登壇した、アントレプレナーシップ教育部門において20年以上にわたって全米1位を獲得するバブソン大学・山川恭弘准教授の話は印象的だった。「野球がうまくなりたかったら上手な選手と練習したほうがいい。同様に、企業を目指すのであれば、その道の洗練された人と積極的に会ったほうがいい。Beyond 2020 Nightのようなシーンが増えることがイノベーションには大切だ」。

画像4: 2020年以降、日本の若者はどこを目指すべきか
『Beyond 2020 Night』Report

「イノベーション」という言葉は、決して技術革新という意味ではない。本来は“既存のモノに対して、新しい考え方や技術を取り入れ変革をもたらすこと”であり、斬新で見たこともない技術や発明という意味ではないのだ。既存の何かと何かを掛け合わせることが、イノベーションの根底にあるものだとすれば、まずは人と人とが出会い、互いにアイデアを語り合うことがイノベーションの第一歩となる。この日、会場でさまざまな人がクロスオーバーしていた光景は、まさに新しい何かを予感させるエネルギーに満ち溢れていた。

 このイベントのように若い世代が、面白いアイデアを秘めた人たちに出会える場所を作り続ける限り 、日本の未来もまた面白くなるに違いない。

画像: 世界5カ所で展開する、起業家・投資家の交流の場として有名な「ベンチャー・カフェ」が3月22日、東京にオープン。虎ノ門ヒルズ森タワー内にある「虎ノ門ヒルズカフェ」にて毎週木曜に開催

世界5カ所で展開する、起業家・投資家の交流の場として有名な「ベンチャー・カフェ」が3月22日、東京にオープン。虎ノ門ヒルズ森タワー内にある「虎ノ門ヒルズカフェ」にて毎週木曜に開催

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