画像: 米ポートランド発のサステナブルなレストランが神田に登場! 環境、健康、多様性を全包囲

米ポートランド発のサステナブルなレストランが神田に登場! 環境、健康、多様性を全包囲

世界最大規模の環境都市といわれる米ポートランドのオーガニックでサスティナブルな食への意識が注目されている。先日、神田にポートランド発のレストラン「ROSY」がオープン。訪日観光客の多様化も踏まえ、宗教やライフスタイルによる食事制限を持つ人でも食べられるメニューを提供する。
ポートランドは人口に対して飲食店の数が多いという。
「ポートランドではチェーン店は流行らないんです。地産の野菜を使う、地元の個人店が愛されます。ポートランドは野菜の自給率が高く新鮮な地産野菜が市場に出回るので、それ故ポートランドの料理は、素材そのものを楽しむオーガニックなものが多いんです」と、ROSYの代表取締役森敏氏は語る。
築年数の長い建物をリノベーション。自然光のたくさん入る開放的な店内では、2020年に向けてさらに増えそうな宗教的戒律や食事制限を持つ訪日観光客も安心して外食を楽しむことができるよう、ビーガン食やベジタリアン食を用意している。一目で見て分かるメニュー表を採用しているのでわかりやすい。
「宗教があるから絶対にこういう食事制限を持つ、というわけでもないんです。例えばイスラム教の人でも、特に厳しい食事制限を持つ人はビーガン食を食べます。動物性脂質を含む食事は絶対に取らないビーガンたちは、豚のコラーゲンが入っている粉ゼラチンを使ったゼリーすら口にしません。イスラム教では豚を神聖な生き物と捉えるので、豚は摂らない人が多く、豚とアルコールのみを禁じているハラル食を食べている人もいます。また、現代ではそういった宗教的な戒律がなくとも、脂質や炭水化物を一切摂らないライフスタイルでベジタリアンとして生きている人もいます」
ビーガン食やベジタリアン食は薄味そうと思われがちだが、まったくそんなことはない。最も美味しい産地のものをセレクトした野菜は素材の甘みがしっかりあり、野菜それぞれを最も活かす調理方法が選択されている。
また、ポートランドは世界でも数少ない、「CO2を減少させている都市」でもある。そんなポートランドに敬愛を込めて、食器や調理器具も化学物質を使わないものを採用しているのだそう。従業員の制服もオーガニックコットンのシャツと、自然の草木で染め上げたエプロンだ。
なぜそこまで徹底的に「オーガニックであること」にこだわるのだろうか。
「神田の街では、ほとんどの店が1000円を切るランチを提供していますが、ROSYのランチは1000円からです。しかし、安いものには安い理由がある。そしてROSYのランチにも、その値段設定の理由があります。こだわって選んだ野菜と、こだわって選んだ食器。僕は消費者の選択肢を広げたかったんです。いいものを摂ろう、という人に、選んでもらえる店になればいいなと思います」
環境的に優しいことは、健康につながる。自然由来のものに”こだわる”ことで、”こだわりにこだわる”人のコミュニケーションの場もできる。「ROSY」ではそういったコミュニケーション形成の場としての役割も果たしたいという。そのため大きな一枚板のテーブルによる相席スタイル、食事も基本的に大皿からのシェアスタイルを採用しているのだそう。サラダやパンなど、大きめのものはもちろん隣の席に座った人とシェアしてもいい。
オフィス街ではランチタイムに時間制限がある企業がほとんどだろう。せかせかと食事し、一人で「スマホながらランチ」が定番化している人も多いかもしれない。開放的な店内での相席は、そういった忙しいランチタイムを変えてくれるかもしれない。
日本では初対面同士のコミュニティ形成が難しいことが多いのが現状だが、それも選択肢の一つ。開放的で出会いのあるランチタイムを求める人が「ROSY」に集まることで新しいコミュニティは作られていくのかもしれない。
おいしくて健康的で、環境的で交流的。ポートランドの文化が、神田の街にしっかりと息づくといい。

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