画像: 【黒木華 × 野村周平】本から出てきたような2人が本の世界へご招待!

【黒木華 × 野村周平】本から出てきたような2人が本の世界へご招待!

黒木華&野村周平は原作から抜け出したみたい!
亡き祖母・絹子の遺品から、夏目漱石のサイン本を見つけた五浦大輔は、その真偽を確かめるためビブリア古書堂を訪れた。店主・篠川栞子はすぐに偽物と見抜き、さらにその本には祖母・絹子の大切な秘密が隠されていると告げる。かつて祖母とのとある出来事をきっかけに本が読めなくなっていた大輔は、そんな栞子に引かれビブリア古書堂で働くことになるが...。
人気シリーズ『ビブリア古書堂の事件手帖』の名コンビを息ぴったりの演技で体現した黒木華と野村周平。
野村周平(以下:野村)「最初はすごくおしとやかで寡黙な人だと思って気をつけていたんです(笑)。皆がみな僕のノリを受け入れてくれるわけではないので、いきなりワーッと行かないようにしていたんですけど、あるとき僕がおどけたのを見て笑ってくれて。こんな僕を受け入れてくれて、器が広いというか女神のような人だと思いました(笑)」
黒木華(以下:黒木)「野村さんは...人なつっこい人です(笑)。でも空気の読める方。だからスマートなんだと思うんですよ。気を使って、周りのみんなの反応を見ながら、話しかけたり盛り上げたりしてくれる。私は人と話すのが苦手なほうなんですけど、野村さんはちゃんと相手に合わせて接してくれるので私もすごく居心地がよかったですし、三島監督との掛け合いも見ていて楽しかったです。運動神経がよいところや、無骨だけど愛らしくて、不器用ながら愛があるところが本当に大輔そのものだな、と。野村さんが大輔で良かったと思っています。こんなに瞳が澄んでいる人もそうはいないと思うし、あと、野村さんはすごくパーカーが似合う、ということに今回気づきました(笑)」
野村「黒木さんこそ本の中から出てきたみたいな、栞子そのままなので一緒に芝居をしていて引き込まれました。僕も目が澄んでいますけど(笑)、それ以上に澄んだまっすぐな目がきれいで。本当に栞子さんがそこにいる、という感覚でした。声にも癒されましたね。子供たちに本を読んで聞かせている場面があるんですが、読み間違えたときとか“あっ、間違えました”とか言うんですけど、それすらもいい!みたいな」
黒木「ありがとうございます(笑)」
ごく自然に栞子と大輔を体現した2人。役どころとの共通点も?
黒木「私もすごく本が好きなのでそこは栞子と同じですね。ただ栞子はあらゆるジャンルの本を読んでいるんですが、私はけっこう偏っていて好きな作家さんをずっと読み続けたりしています。ジャンルは小説が多くて、エッセイや伝記などはあまり読まないので、そういうところは違うかもしれません。あと私、太宰治が好きなので、この本がこう事件につながるのか...と興味深く思いながら演じていました」
一方、本が読めない大輔を演じた野村の読書事情は...?
野村「最近、読むんですよ(笑)。でも、役的にはピッタリでしたね。僕自身、本を読むのが苦手というわけではないんですけどあまり読むほうではなくて...。ですが最近は黒木さんだったり、人から薦めて頂いた本を読んでいます。村上春樹さんとか」
とはえファンの多い登場人物を演じる不安もあったという。
黒木「まず、原作のビジュアルのように美人じゃないけどいいのかな、と思いました(笑)。やはり皆さん、表紙のイラストのイメージをお持ちで、それで読み進めていく部分もあると思うので。でもビジュアルは追おうとしても追えない部分があるから、それ以外のものをどれだけ丁寧にできるかを考えました。私も分かるんです、自分の好きなマンガや小説が映画化されるとセンシティブになるじゃないですか。その辺の不安はありましたけど、三島監督を信頼してお任せして、私は、ストーリーや本に対する気持ちを素直に演じていけばいい、と思いました」
野村「僕は悲しかったですよ。やっぱり僕って本を読まないイメージなんだ、と(笑)。僕ももっと賢い人の役とかやってみたいな、でも、ぴったりだな、と思いながら演じていました(笑)。三島監督ものびのび演じさせてくださったので、楽しかったです」
黒木「私は、栞子から文学の香りが漂えばいいなと思いながら演じていました。あと監督から、普段の栞子と、謎を解くときの栞子との違いを出してほしいと言われていたので、そこも意識していました」
野村「僕は監督から、あまり意識しないでと言われていました。大輔はとにかくかわいくいてほしい、というようなことを言われていたので」
本作では野村が“アクション担当”の大輔のアクティブな魅力をたっぷり見せてくれるのもポイント。自転車で疾走したり海に飛び込んだり...。
野村「もう10月だったんですけど、三島監督は“もっと潜ってて”と。そう言われても寒さ対策でウエットスーツを着てその上に服も着ているのでどうしても浮いてしまうんです。それを“ちゃんと潜って、本気で本を探しに行って!”って。必死で潜って、本気で探すために海中で目まで開けたのに、足が水の上に出ていて“大輔、潜れてない!”。...いい経験でした(笑)。自転車チェイスも“大丈夫だよね? 行けるでしょ”みたいなことが多かったんです。“スピードコントロールできるでしょ”“カメラに合わせて走ってもらえる?”とか。趣味でもBMXをやっているので大丈夫でしたけど...(笑)」。
“古い本”から広がる新しい世界、価値観との出会い
1冊の本から始まる時を超えた謎解きの冒険を楽しみながら、改めて本の魅力にも気づかされる映画。2人にも大切にしている本はある?
黒木「何冊かあります。野村さんに薦めた『コインロッカー・ベイビーズ』もずっと好きな本ですし...」
野村「ありがとうございます」
黒木「読み終わった?」
野村「読み終わりました(笑)」
黒木「ときどき読み返したくなるので持っている本です。『窓際のトットちゃん』とかもそうですね。そういう本はけっこうあります。1人だけ、サインをもらいに行った作家さんがいるんです。高校生のときだったんですけど、嶽本野ばらさんが好きで。文章も好きでしたし、書かれるものがセンシティブで引かれたんですよね。どことなく生活感が無い感じとかにも...」
野村「読んでみようかな(笑)。僕が大事に取ってあったりするのは古い雑誌ですね。気に入っている自分が表紙の雑誌なども取っておいたりしています」
黒木「ファッション雑誌とかってこと?」
野村「そう。昔の “ファイン”とか休刊した “ワープ”のバックナンバーとか。でも持っているのはレコードのほうが多いかな。あとは、映画のポスターとか欲しいですね」
黒木「何のポスターが欲しい?」
野村「とりあえず...『カメラを止めるな!』。コアな人が居酒屋とかに張りそうじゃないですか?(笑)」
古本にも古雑誌にも、時を超えて誰かの思いを感じる魅力がある。
野村「以前に一度、古い雑誌を探しに神保町に行ったことがあるんです。そのときは掘り出し物には出会えなかったんですけど...」
黒木「私も何度か行ったことがあります。もし太宰治の希少本があったら...買いたいけど買えないでしょうね(笑)」

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