画像: 佐藤将光が齊藤曜にリベンジ果たし2度目の防衛【11・17 修斗】

佐藤将光が齊藤曜にリベンジ果たし2度目の防衛【11・17 修斗】

序盤は齊藤が1月を思わせる攻めで佐藤を追い込む場面も...
「プロフェッショナル修斗公式戦」(11月17日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「世界バンタム級チャンピオンシップ」で王者・佐藤将光が齊藤曜を4RKOで破り2度目の防衛に成功した。
佐藤は昨年10月、石橋佳大との激闘の末、世界王座を獲得。しかし、戴冠後の初戦となった今年1月の齊藤戦でまさかの判定負け。今年7月にトリスタン・グリムズリー相手に初防衛を果たしたものの、この齊藤に喫した黒星が佐藤にとっては大きな心残りとなっており、今回、佐藤の逆指名という形でタイトルマッチが実現した。
1R、ともにスタンドで状態を揺らしながら相手の出方をうかがう。佐藤が回し蹴りを放つが、距離が近く、齊藤は蹴り足をキャッチするとそのまま押し込みバックを取ると引き込みグラウンドへ。一度はギロチンチョークの体勢に入るなど、佐藤にとっては1月の悪夢が頭をよぎる展開に。
最後はバックマウントからのパウンドの連打でKO
齊藤は2Rも同じように回し蹴りをキャッチし組み付き、ケージへ押し込んでいく。バックをキープしテイクダウンを狙うが佐藤は許さない。齊藤は左足へのタックルから佐藤が正対したところで引き込みアキレス腱固めを狙うなど、上下に攻撃を散らし、佐藤を翻弄する。しかしグラウンドで上を取った齊藤だったが攻めあぐね、佐藤の下からのヒジを食らう場面も。
3Rになっても齊藤の戦法は変わらない。左足へのタックルからテイクダウンを狙うが、佐藤がしのぐと引き込みバックをキープ。しかしこのラウンドは佐藤がバックを取り返しスリーパーを狙う。これは齊藤が右腕をわきに抱えしのぐと佐藤はボディーシザースをがっちり決め、バックからパンチを打ち込んでいく。
流れが変わった4R。齊藤はタックルにいくが距離が遠く、佐藤につぶされてしまう。猪木アリ状態から佐藤がグラウンドに応じ、上を取るとマウントに移行。じっくりと仕留めにかかる佐藤はバックを取るとパウンドの連打。齊藤は必死にガードするものの、隙間から佐藤が強烈なパンチを打ち込むと齊藤の動きが鈍くなったところでレフェリーが止め、4R3分26秒、KOで佐藤が1月の雪辱を果たした。
岡田遼が南出剛を破る「勝てたのは俺のほうが修斗を愛しているから」
この日はタイトル戦の他にバンタム級の注目のカードが2試合組まれた。
岡田遼vs藤井伸樹の一戦は3-0の判定で岡田が勝利を収めた。
藤井はパンクラスの同級1位の選手で、今回が修斗初参戦。いわば修斗vsパンクラスという図式の試合となった。
岡田は1Rから右のローが効果的。藤井は終盤、タックルにいくが岡田は組み止めると逆にテイクダウンに成功。バックをキープしパンチからスリーパーを取りかけるなど主導権を握る。
2Rは岡田の左のパンチに藤井が右のフックをかぶせていく。そこからテイクダウンに成功した藤井がバックをキープ。1Rとは逆の展開となり、今度は藤井が首を狙うが岡田は腕をわきに抱えしのぐ。藤井がバックをキープしコントロールするが、岡田は隙を突いてバックを取り返す。藤井が立ち上がり正対に戻すと、今度はスタンドでポジションの奪い合い。岡田が組み勝ってテイクダウンに成功しマウントを奪うが藤井はすぐに立ち上がる。スタンドの打撃の攻防に戻るとやはり岡田の右ローが効いてか、藤井は遠めからのタックルをつぶされてバックを許してしまい岡田にスリーパーを狙われてしまう。
ここまで一瞬で攻守が入れ替わる目まぐるしい攻防を続けてきた2人。3Rは消耗戦となる。藤井のパンチでぐらついた岡田だったが、カウンターでタックルを決めるなど追撃を許さない。岡田がタックルにいくと藤井は右アッパーで迎撃するが、岡田は構わず組み付き押し込んでは試合の主導権は渡さない。岡田は終盤、タックルからテイクダウンに成功しバックに回るとスリーパーの体勢に入るが力が入らず極めきれない。逆に藤井が体勢を入れ替えパウンドを放つなど、最後までピンチとチャンスが背中合わせの攻防が繰り広げられた。
試合は判定となったが2人が29-28、1人が30-27で岡田を支持。岡田が3-0の判定で勝利を収め、修斗の威信を守った。
岡田は試合後「藤井選手は強かった。でも最後に勝てたのは彼より俺のほうが修斗を愛しているから」と執念の勝利をアピールした。
安藤達也はタイトル挑戦をアピール
安藤達也vs南出剛の一戦は1R4分15秒、リアネイキドチョークで安藤が一本勝ちを収めた。
南出はDEEP、Gladiatorで活躍。Gladiatorではフライ級王座を獲得。今年3月に修斗初参戦を果たすと元環太平洋フェザー級王者の土屋大喜にスプリットながら判定で勝利を収めた。
この試合も岡田vs藤井戦同様、修斗ランカーvs外敵といった図式に収まる試合で、安藤にとっては今後タイトル戦線に絡むうえで試金石となる試合だったのだが、安藤は右フックからバックを奪いグラウンドで南出をコントロールするとパウンドからリアネイキドチョークと流れるような攻めを見せ、見事な一本勝ちを収めた。
試合後は腰にベルトを巻くジェスチャーをしながら「次はお願いします」とタイトルに絡む試合をアピールした。

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