昨年に続き2連勝「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた渡辺華奈vs杉山しずかの女子中量級のトップ同士の対戦は1R11秒、KOで渡辺が勝利を収めた。この2人は昨年12月29日にRIZINで対戦し渡辺が判定勝利を収めており、杉山にとってはリベンジを期しての試合だったが、渡辺が返り討ちにした。ゴングが鳴るとパンチを放ちながら前に出る杉山。コーナーに詰めなおもパンチを放つが渡辺も打ち返す。ここで渡辺の右ストレートが杉山の顔面にクリーンヒット。杉山がすとんと腰を落としダウン。レフェリーが慌ててストップした。杉山はダウンの衝撃で我に返り、状況を飲み込めない表情を見せた。杉山「あれが私の、RIZINなんだな」杉山は試合後の会見で「終わってすぐのことはちょっと取り乱してしまいましたが、今は意外と落ち着いている。そうか...そうだよね...っていう、なんか、“あれが私の、RIZINなんだな”っていう感じです」と静かに語った。渡辺に関しては「すごい前回は大きく見えたけど今回は小さく見えて、“こんなんだったけ?” “これくらいの大きさだったっけ?”という感じで、全然いけると思いました」と話した。そして「ショックが大きいので少し時間は必要。すぐにこの試合にというふうには今は口には出せないですけど、また、頑張って、戻ってくるように頑張ります」と話した。渡辺「RIZINでフライ級トーナメントがあるなら出たい」渡辺は「今日は、ちゃんとしっかりフィニッシュして勝つことができてうれしい。今までやってきた練習通りのパンチだったので、無意識にやってきたことができた」と試合を振り返った。杉山については「オーラというか、があって、強い選手だなと対峙してみて余計に改めて認識した」と話した。今後については「RIZINでフライ級トーナメントやっていただけるなら、出場してチャンピオンを目指したい」と話した。
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