画像: 「性的同意」実際どうするべき? 身も蓋もない問題に終止符を打とう

「性的同意」実際どうするべき? 身も蓋もない問題に終止符を打とう

なぜ「性的同意」などというワードができてしまったのか
そもそも「性的同意」とはなにかというと、”性的なアクションを起こす前に言葉で確認する”という考え方のこと。当たり前のことようで浸透していないところもあり、日本社会では日々起きるレイプ事件などでもこの「性的同意」があったかどうかが議論される。
行為の前に同意を得るということは自然なことではあるものの、「あえて言葉にすることは情緒深くない」「イヤなそぶりができない」という意見が男女それぞれにあり、結局同意のない性行為が行われてしまう。情緒のなさでいうと、この「性的同意」というワードそのものが全く情緒を感じない言葉であると筆者は感じるが......。
つまり結局、「同意のもとの性行為」という自然な行為が、なぜか互いに見当違いになるという問題が日本の中で多発しており、このような身の蓋もない問題に名前がついてしまったのである。
出会いのカジュアル化から問題が加速
「性的同意」というワードが世間を騒がせているのは最近のことだが、問題そのものは急に始まったことではない。
同意のない強制的な性行為という意味で、レイプという言葉は昔からあったが、昨今はレイプとは言わないものの、というぬるりとした「そんなつもりではなかった性交渉」がよく世間で行われているように感じる。
いや、行為自体は昔から行われていたものであろうことであるものの、SNSの普及、ネットを介する匿名での出会いがカジュアル化したことで、より問題視されてきているように感じる。つい先日も、大林組社員がOB訪問アプリを使用して出会った女子大生に自宅でわいせつ行為した疑いで逮捕されるというような事件が起きたばかりだ。
当事者として気をつけられることは...?「互いのせいにしないこと」
“ネット出会い”の普及は時代のトレンドであり、今後も収束はしていかないだろう。しかし、結局このような匿名出会いと「性的同意」の問題は切っても切れない関係にある。OB訪問わいせつのような事件が起き続ける限り、だ。
初対面での“ネット出会い”にしろ、旧知の仲での出来事にしろ、私たちはこの「性的同意」とどう向き合っていくべきなのだろう。
本来の性行為というのは互いの責任で行われるべきものであり、そもそもどちらかに責任を依存するべきものではない。ネットでの発言は極論も目立つが、これはもう互いに歩み寄っていくしかない問題なのである。
ある男性は「言葉にすることは情緒深くない」と言うかもしれないが、情緒深くある前に、お互いの了承を確認することの方が先決だ。情緒を壊さないような、優しい言葉で同意を確認することはできないのだろうか。
ある女性は「怖くてイヤな素振りができなかった」というかもしれないが、自身にそういう性質があることは踏まえて行動するべきだ。人の頼みを断れない性格の女性は、最悪の事態を常に予測し、なるべく異性の部屋に上がり込むべきではないのかもしれない。そういう瞬間になった時、言葉の拒絶を「イヤよイヤよも好きのうち」と捉えられてしまうかもしれないことを考えると、より強い言葉と態度での拒絶を選択するべきなのかもしれない。
そして、就活生はOB訪問アプリという便利なツールを使う時、ネットリテラシーに気をつけるべきかもしれない。
情緒深さは本人の言葉次第で、同意を得てからでも作れるだろうし、「まあ何もないだろう」と異性の部屋に上がり込むことは、断れない性格の持ち主はしないにこしたことはない。そうやって出てくる「性的同意」にまつわる男女差は、少し気遣ったり気をつけたりすれば回避できることも多く、お互いの「まあいいか」から生まれていることも多い。

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