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「2020年以降に向けて」各界識者が指摘した課題とは?【Beyond 2020 NEXT Forum】

2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのレガシーを生かし、2020年以降の日本を元気にしていくために何が必要なのかを軸に、若手起業家や業界のオピニオンリーダーらが枠組みを超えて、ダイバーシティやイノベーション、スタートアップ、エンターテインメントなどさまざまなテーマを語り合うプロジェクト。
主催代表の一木広治による「今、多くの人が2020年に注目していますが、同時にその先の日本を元気にすることも考えることが必要です」という挨拶に続き、小池百合子東京都知事がビデオメッセージで「東京都でも未来のユニコーン企業(将来性の高いスタートアップ企業)を育てようとしています。人と人が出会い人が持つ可能性を広げていく場となるよう期待しています」とエールを寄せた。続いて登壇した平井卓也衆議院議員内閣府特命担当大臣も「2020年以降に迎えるかつてない高齢化社会に向け日本各地でいろいろなことに挑戦している人がいるが、日本は、情報共有し広げる力がまだ弱い。ぜひ私もこういった現場の議論に参加させていただきたい」と語った。
最初のトークセッションはジャーナリストの堀潤がファシリテーターを務め、国際短編映画祭の代表を務める俳優の別所哲也、放送作家・脚本家の小山薫堂、東京大学・慶応義塾大学教授の鈴木寛らが第一セッションのパネラーとして登壇。テーマは「2020年以降に向けて」。まず堀が「皆さんが今とらえている課題や危機とは」と質問すると「現在、日本だけでなく米英も問題を抱えている。つまり“アメトムチ”で人を方向づけていた近代の社会システムが限界に来ているのだと思う。現代の問題は物質的な貧困よりも関係性の貧困。僕は近代卒業が課題だと思う」と鈴木。
小山は「これからの高齢化社会では、お年寄りたちの好奇心や向上心をいかに維持するか、そして上と下の世代がどうつながるかが課題。若い人が年をとりたくないと思う社会より年をとるのも悪くないと思える社会のほうがいいはず。そのためには大人の文化レベルが重要」。すると別所も「映画の世界でも批評する文化って大事なんです。批判と批評は異なるもの。批評があると人はそこからいろいろ考える。今日本では“映画コメンテーターはいても批評家がいない”と言われます。評論する文化と評論を受け止める文化、相手の意見を受け止め尊重することができなくなっている気がします。好きな人とだけつながることができる一方で、苦手な人との関わり方が下手になっているのかな、と。ただ“ネット縁”というか国や言語、立場を越えて人と人がネットでつながることができる時代でもある」と指摘。3人は異なる意見を受け止めるためにも世界とつながるよう心掛けていると語った。(※敬称略)

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