画像: よしもと「住みます芸人」考案のイグサを原料とした「畳あめ」とは...

よしもと「住みます芸人」考案のイグサを原料とした「畳あめ」とは...

「住みます芸人」たちによる「社会問題解決事業」が各地で続々スタート
吉本興業が5月13日、都内で会見を開き、昨年3月に設立した「ユヌス・よしもとソーシャルアクション」の進捗状況を報告した。
この「ユヌス・よしもとソーシャルアクション」というのは、よしもとが2011年から全国47都道府県に芸人が移住し、活動していく「住みますプロジェクト」を進めていくなかで地域のさまざまな問題に直面。そういった問題を解決するために、バングラデシュの経済学者で2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス博士とともに昨年2月に設立した会社で、この1年、地域の社会問題を解決する事業を企画し進めてきた。今年3月に組織を一新し、4月から各地で芸人たちによる「社会問題解決事業」がスタートしている。
ユヌス氏が提唱する「ユヌス・ソーシャルビジネス」というのは社会問題を解決することを目的としたビジネス。この日登壇した九州大学教授でユヌス・よしもとソーシャルアクションの取締役も務める岡田昌治氏によると「利益の最大化を目指す普通のビジネスとも違う。NPOやNGO、チャリティーやドネーション、ボランティアといったソーシャルアクティビティーとも違う、自立して持続していくためのビジネス」とのことで、株主は自分の出資額以上は回収できない、といった7つの原則がある。
6組の芸人がプレゼン
この日はすでにスタートしている事業の中から、山梨県の「移動詰め放題屋『ふじまーる』」(ぴっかり高木といしいそうたろう)、岡山県の「存続危機の岡山・渋川マリン水族館再生事業」(江西あきよし)、栃木県の「お笑い介護レクリエーション」(上原チョー)、京都府の「丹後産直『野菜市』『芸人ふぁーむファンクラブ』」(きゃろっときゃべつ)、福岡県の「畳から日本文化を世界に」(MC Takumi)、静岡県の「深海魚ふりかけ『駿河湾のキセキ』」(富士彦ぬまんず)の6つの地域の芸人がプレゼンを行った。
進行を務めた南海キャンディーズの山里亮太の鋭いツッコミにもめげず各芸人たちは自らの事業について、地域の事情や発案のきっかけ、そして現在の進行状況や今後の展望についてプレゼン。
「畳万博」には「宴会なのでは?」のツッコミが...
なかでも異彩を放っていたのが福岡県住みます芸人のMC Takumiこと徳田畳襖店四代目 徳田直弘。実際に老舗の畳屋の4代目で国産の「イグサ」農家の減少を目の当たりにしていることから畳だけではなくイグサの魅力も伝えようと食物としてのイグサにも注目。イグサを原料とした「畳あめ」を生産し、現在はクッキー、そば、うどんなどの生産も検討中。そのほかにもイグサを使った財布、カーペットといった小物などの商品開発も手掛けるなど畳の可能性を追求し、今後は「畳万博」の開催も目指すという。
畳万博については「ステージも畳でお客さんが座るところも畳。マルシェにはイグサを使った食べ物を出してもらう」などと説明すると、山里には「畳やイグサを使ったもののみでやるお祭り? ...ちょっと詰めよう」、同じくモデレーターを務めたキクチウソツナカイには「聞いていたらなんとなく世にいう宴会なのでは?」と突っ込まれるなどまだまだ課題は多そう。
そもそもイグサの味が分からないという問題が急浮上
畳あめについてはイグサが食べられるということはあまり知られていないことから、モデレーターの中村伊知哉慶應義塾大学教授からは「イグサの味がしますからといわれたが、イグサの味がもともと分からない。畳感が広がらなかった」という思わぬ指摘を受ける場面も。しかし中村氏は「昔、パリに住んでいた時に、フランスではフローリングの上に敷く、高級なファッショナブルなものとしてお金持ちが買っていた。世界でチャンスがあるのでは」と続けるなど、今後に期待大の可能性も...?
この6組以外にも18道府県の芸人が登場。埼玉では「埼玉県住みます芸人」の天狗が埼玉県内で広がる学力格差を解消するために教員免許を持っている芸人による「芸人寺子屋」を企画するなど、どの事業もその地域の問題点を考慮したものばかり。
最後は西川きよしが芸人代表として登場し「応援隊長としていろいろなところを回させていただいているが、いろいろなところで“こんなところにまで来ていただいてありがたい”と言われる。みんなには本当に頑張っていただいている。人口流出やシャッター通り、限界集落、そういったところを笑いでみなさんが村おこしをしている。本当にいいことをしている」などと芸人たちを激励した。

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