画像: 海外監督が日本の伝統「金継ぎ」を描き銀座のショートフィルムコンテスト最優秀作品賞に輝く

海外監督が日本の伝統「金継ぎ」を描き銀座のショートフィルムコンテスト最優秀作品賞に輝く

『GINZA SHORT FILM CONTEST 2019』授賞式が22日、都内にて行われ、審査員を務めた俳優の別所哲也や女優の高梨臨らが、賞金200万円が授与される最優秀作品賞をはじめとする受賞者たちを表彰した。
銀座から新たな才能を発掘し、銀座の魅力を国内外に発信していくことを目的に、一般社団法人銀座通連合会などが立ち上げたショートフィルムのコンテスト。
審査員の一人、国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバルの代表を務める別所は「コンテスト開催発表会見の際、私は、ショートフィルムというのは起承転結よりも奇想天外であれ、とお伝えしました。表現というものには限界がなく、さまざまな奇想天外な素晴らしさが技術とともに生まれていくもの。そんな映像の未来地図が凝縮されているのがショートフィルムの世界だと思う。今回、初年度かつ短い期間にこれだけ多くの作品が集まったことに、正直驚いています。今週末にはカンヌ国際映画祭の授賞式が行われますが、本コンテストもいずれ世界の扉を開く場所となれば」と期待を寄せた。
同じく審査員を務めた高梨は「今回、日本国内に向けた募集告知だったにもかかわらず、たくさんの海外のアーティストからの応募があったと伺いました。ショートフィルムの可能性や銀座という街の注目度というものを感じました」と語り「銀座や型破りというテーマだけで、こんなにも違う作品ができあがるんだな、ショートフィルムには無限の可能性があるんだな、ととても楽しませていただきました」と審査経験を振り返った。
日本の伝統技術“金継ぎ”を題材としたドキュメンタリー「UNBROKEN」で最優秀作品賞を受賞したシビラ・パトリチア監督は「金継ぎは、伝統でありつつも日本の現代社会にも通じるテーマだと思い魅力を感じました。間違いや失敗は悪いことと思われがちだけれど、失敗を通さずして成長することはできないと思います。この作品を通してそういった思いを共有していただければうれしいです」と語り「実は子供のころから日本に住みたいとずっと思いっていて、世界の中でも好きな場所の1つが銀座です」と受賞の喜びをあらわにした。
最後に、映画監督・中野裕之はそれぞれの作品の魅力に触れ「本来、壊れたから捨ててしまうものに新たな美を見出す金継ぎは、まさに今回のテーマである“型破り”なことだった。それが現代のシビラさんに響いたことが興味深い。“型破り”というのはとても銀座らしいテーマ。これから100回くらい続いてもいいんじゃないかと思うくらい(笑)」と講評を述べた。
受賞結果一覧
最優秀作品賞:シビラ・パトリチア監督作『UNBROKEN』
優秀作品賞:野口量 監督作『Splendor』
審査員特別賞:勝野賢 監督作『Don’t Worry Be Happy』
銀座賞:シュラーゲ・トビアス監督作『Like and Follow』
GILC賞:小田部俊彦監督作『テクノロジーと伝統芸能を用いた新たな表現への挑戦–鏡花水月– NIHONBUYO』

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