ノースサウスチョークががっちり「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「バンタム級四天王」といわれる4人の試合が行われた。石渡伸太郎と佐々木憂流迦の一戦は2R3分58秒、ノースサウスチョークで石渡が勝利を収めた。佐々木は昨年の大晦日に続き、レスリングシューズを履いてのファイトとなった。1R序盤、石渡の周りを回る佐々木だったが逆に詰めてパンチとヒザを放っていく。石渡は組み付いてコーナーに押し込むがブレイクがかかる。今度は石渡がパンチを振って前に出るが佐々木はバックステップで交わしていく。しかし石渡は左フックをヒットさせてから組み付き、投げ気味にテイクダウンを奪い、ハーフガードのポジションに。佐々木がガードに入れると石渡は離れ、サッカーボールキックに行くが、佐々木はかわして逆にタックルからテイクダウン。上を取って、ハーフガードからこつこつとパンチを放つがゴング。「休んでる間に四天王という不名誉な名前をつけられた」2Rに入ると佐々木は右ハイキックから両足タックル。しかし石渡に背中をつけさせることはできず、石渡は立ち上がり逆に佐々木をコーナーに押し込んでいく。佐々木は体勢を入れ替え押し込み、また両足タックル。バックを狙うが、石渡は許さず、逆にテイクダウン。しかし佐々木はコーナーを背にすぐに立ち、スタンドに戻り、打撃の展開となる。ここで石渡がプレッシャーをかけ、ロープ際に追い込み、右フックを放つと佐々木が腰を落とす。石渡は倒れた佐々木の顔面にヒザを叩き込む。苦し紛れに足にタックルにいった佐々木をつぶすと頭部にヒザを連打。そして佐々木を仰向けにするとノースサウスチョークにがっちり固めると佐々木はたまらずタップした。石渡は試合後のマイクで「RIZINファンの皆さん、ただいま。1年7カ月のブランクが出ていて、大振りでしたね。休んでる間に四天王という不名誉な名前をつけられているので、何が、四天王だ、と。まだ、トップにいるやつには笑われているでしょうけど、何が、四天王だ、と。以上です」と復活をアピール。扇久保の対戦アピールには「2人がやって、手を挙げられているほうが僕です」この試合の前に勝利を収めた扇久保が「勝ったほうとやらせてほしい」と発言したことについては「一つだけ心配なことが。扇久保選手と僕の見分けがつきますか? 2人がやって、手を挙げられているほうが僕です」とジョークを交えながら「イエス」の意思表示を見せた。試合後の会見では「やってきたことのイメージに対して、30点くらいしか出せなかったんですけど、仕上がりとか調子が良かったので、なんとかつじつまを合わせられました」とベテランらしく試合を振り返った。佐々木については「思ったよりパワーもあったし、細かい僕にとって嫌なことをしてきていた。組んだ時とか、もう少しテイクダウンしようと思ったけど細かくずらされたりとか、分かっていましたが強い選手でした」と評した。堀口は“ちょっと上”ではなく“随分上”試合後の「四天王」についての発言については「堀口選手には勝てなかったですが、それ以外の奴と並べないでほしかった。負けたら恥ずかしいので、勝ってから言いました(笑)」と笑顔を見せながらも強烈な自負を垣間見せた。ただ堀口については「四天王と堀口は“ちょっと上”ではなく“随分上”。頭ひとつ出て、もうひとつ階段のぼらないと名前も出しちゃいけないと思います」と「話した。また扇久保の対戦希望については「それ以外ないですよね」と改めて前向きな姿勢を見せた。「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)◆第12試合/スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(70.0kg)※肘あり●矢地祐介(KRAZY BEE)(判定0-3)朝倉未来(トライフォース赤坂)○◆第11試合/スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※肘あり○石渡伸太郎(CAVE)(2R3分58秒、ノースサウスチョーク)佐々木憂流迦(Serra Longo Fight Team)●◆第10試合/スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※肘あり●元谷友貴(フリー)(判定1-2)扇久保博正(パラエストラ松戸)○◆第9試合/スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(93.0kg)※肘あり○イヴァン・シュトルコフ(ロシア/ARCHANGEL MICHAEL CLUB) (2R4分10秒、TKO=レフェリーストップ)キム・フン(韓国/Team Fighter)◆第8試合/スペシャルワンマッチ RIZINキックボクシングルール:3分3R(62.0kg)〇大雅(TRY HARD GYM)(判定3-0)町田光(橋本道場)●◆第7試合/スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)※肘あり●北岡悟(ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜)(1R終了TKO=コーナーストップ)ジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)〇◆第6試合/スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)※肘あり○川尻達也(T-BLOOD)(判定3-0)アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア/ Golden Team)●◆第5試合/スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)○ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)(1R3分5秒、TKO=グラウンドパンチ)廣田瑞人(CAVE)●◆第4試合/スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(93.0kg)※肘あり○ジェイク・ヒューン(アメリカ/Unit 27)(3R2分19秒、TKO=レフェリーストップ)ビタリー・シュメトフ(ロシア/USSR FIGHTERS)●◆第3試合/スペシャルワンマッチ RIZIN 女子MMAルール:5分3R(49.0kg)※肘あり]○ハム・ソヒ(韓国/CMA KOREA TEAM MAD)(1R3分14秒、TKOレフェリーストップ)前澤智(リバーサルジム立川ALPHA)●◆第2試合/スペシャルワンマッチ RIZIN 女子MMAルール:5分3R(63.0kg)※肘あり]●KINGレイナ(FIGHT CLUB 428)(判定0-3)ステファニー・エッガー(スイス/BUDDY GYM)○◆第1試合/スペシャルワンマッチ RIZIN キックボクシングルール:3分3R(67.0kg)●渡部太基(TEPPEN GYM)(判定0-2=28-29、28-28、28-29)Hideki(ボリビア/RISE / Team gloria)○
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