炎天下のお台場で公開練習&ファンサービス「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に出場する堀口恭司が8月7日、都内・お台場にあるフジテレビ1Fのフジテレビ広場特設ステージで公開練習を行った。炎天下の中、野外での公開練習という破天荒な試みとなったが、堀口はいつも通りの軽快な動き。1分間のシャドーと1分間のミット打ちを披露した。同所では現在「ようこそ!! ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2019」の開催中とあって、普段は格闘技になじみのなさそうな人も足を止め、イベントの模様を遠巻きに眺める姿も。練習後、ステージではファンサービスとして堀口がファンに打撃指導。選ばれたちびっ子に「前手のジャブは伸ばして自分の顔の前。腰を回してストレート。パンチは常に自分の顔の前。これだけ(笑)。脇は絞ったまま。そうそう、いいよ」とシンプルイズベストな指導。その後のプレゼントコーナーではもともと2名にサイン入りのタオル2枚をプレゼントの予定だったが、堀口の英断でもう2枚追加した。海にはグラウンドで“極める”技はないと判断堀口はステージ上のトークではメインで対戦する朝倉海について「勢いがあって強い選手ということは分かっているが、しっかり差を見せて勝ちたい。格闘技で盛り上がる試合は極める試合。しっかり極めるかKOで勝ちたい」などとファンに完全決着での勝利を約束した。イベント後に行われた会見では改めて海について「トータル的にできる選手。主には打撃の選手ですけど、タックルもしっかり狙える。そこから先は多分ないと思うんですが、総合的に強い選手だとは思っている。全体的に自分が上とは思うが、勝負なので一発当たれば分からない。気を抜かないようにしたい」と海にはグラウンドで“極める”技はないと判断。また「差があると周りは言うが、格闘技は一発当たって効いちゃったら終わりの世界なんでそういうラッキーパンチをもらわないようにしたい」などとも話した。「一発当たれば」と警戒しつつも、裏を返せば当たるとしたら「ラッキーパンチ」しかないと言っているようなもの。海には「RIZIN.17」で矢地祐介を破った兄・未来という参謀がついている。未来の対戦相手の分析力についてはかなりの警戒に値するものなのだが、堀口は「誰がつこうが関係ない。リングで戦うのは自分と相手」と淡々としたもの。2冠王についても「強い相手に勝って、ついてきたものがベルトという考え方」試合については「打撃でも寝技でも将棋みたいに詰めていって最終的に極めるところまでやりたい」と話した。この日はここ数日の中でも一番といっていいほどの予想を超える酷暑とあって公開練習をやるには適した状態ではなかったのだが、堀口は「(野外では)Bellatorに行った時にやりました。ニューヨークでは下が黒のマットだったので熱くて火傷した(笑)。今回は靴を履いてたので大丈夫」と全く意には介していないよう。現在、RIZINとBellatorのバンタム級の2冠王なのだが「2冠王になったからって気持ちは変わらない。自分の感覚的に強い相手に勝って、ついてきたものがベルトという考え方。だからベルトにこだわりはない」と話した。
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