画像: 武田鉄矢「はるかにきたもんだ」41年間「赤いきつね」CMキャラでギネス世界記録

武田鉄矢「はるかにきたもんだ」41年間「赤いきつね」CMキャラでギネス世界記録

俳優で歌手の武田鉄矢が、出演するCM「マルちゃん 赤いきつねうどん」のギネス世界記録への認定を記念し、28日に都内で行われた公式認定証授与式に出席した。
武田は1978年の発売当初から41年間CMキャラクターを務め、「同じ俳優を起用したTVCMを、最も長い期間放映し続けている商品」としてギネス世界記録に認定された。認定証を手にした武田は「まさかこんな日がくるとは思いませんでした。去年(「赤いきつね」発売40周年)も今後の夢を聞かれまして、なんとはなしにギネスと思っていたんですが、その翌年に世界一に立てるとは」と感激の面持ち。続けて「下世話な言い方ですが貴重な収入源なんで(笑)、今後ともよろしくということですね」とおどけた。
CM出演が決まった当時のことを「広告代理店の方が私のところにやってきまして、映画『幸せの黄色いハンカチ』でコミカルな演技が評判になった3流のフォークシンガーだったもんで、ほとんどタメ口で『やってよ』みたいな感じだったんですよね。CMを担うのかと思うとぞくっとしたのを覚えています」と回想。武田の前の「カップきつねうどん」のCMには故渥美清さんが出演。新商品の「赤いきつね」の名前には、暗号や作戦名のようで「すごい名前をつけるなぁ」と感じていたという。「そこから41年間、はるかにきたもんだと思います」と海援隊のヒット曲「思えば遠くへ来たもんだ」になぞらえた。
41年間で200本以上のCMに出演した武田。海外での撮影も多く、「ターザン篇」ではアフリカの川を冒険する設定で米・カリフォルニア郊外の植物園を貸し切りにし、「ボートの下にアメリカ人のスタッフがいて、泥の川の中を押してるんですよ」とのエピソードを披露。また、エジプトで撮影した際にはちょうどラマダン(断食月)と重なり、現地の若いエキストラが用意された弁当に手を出してしまうハプニングも。「宗教も超えてCMをやっていたんですよ。世界中の旅とエキストラの人との思い出が各地にあります」と笑顔を見せた。「このシリーズで3年B組の教え子たちと共演する機会に恵まれた時に、CMの(歴史の)長さを痛感した次第です。本当に感謝しています」とよろこびを噛み締めた。
CMキャラクターとして長年クリーンなイメージを維持してきた武田。週刊誌に「緑のたぬき」の見出しを見つけ、手に取ると政治家の発言だったためほっとしたこともあるという。「『赤いきつね』のブームは芸能人としては大きくて、どこのコンサートに行っても必ず『赤いきつね』を投げつけるやつがいる(笑)。俺が拾って手にすると大爆笑になるんですよ」とそのインパクトを語る。CM放送の翌年にドラマ「3年B組金八先生」のヒットが重なり、コミカルさとシリアスなイメージのバランスに苦悩し、当時の東洋水産社長に話したところ「『自分たちの会社がこの商品に関してどれくらい懸命に現場で作り、あなたのイメージを借りて商売を成立させているのか』と、こんこんと説教されて胸を打たれました」。
その後の活躍はご存じの通りで「マンションを買った時に“きつね御殿”って言われたもんね(笑)」。近年は撮影現場でも最年長だといい、ついスタッフに物申したくなることもあるそう。「商品の握り方とカメラのセンターは自分の勘で分かる。それを若い広告マンから『時計回りに5分(の角度に回転)です』とか言われると、こっちはお前が生まれる前からやってんだって(笑)」と苦笑した。

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