「スポーツの秋」と言いつつも、昨今、日本は秋になっても残暑が厳しすぎて、なかなかスポーツをやる気にはならない。では取りあえず、見ることから始めよう。この秋は例年にも増してスポーツのビッグイベントが盛りだくさん。しっかり目で見て楽しむところから始めて、来年の東京オリンピック・パラリンピックにつなげようじゃありませんか!歴史的3勝を挙げた前回2015年大会に続いて主将を務めるフランカーのリーチ・マイケル、SH田中史朗らが3大会連続で選出された。CTBの中村亮土ら21人が初のW杯代表で、代表最年長出場記録を持つ38歳のロック、トンプソン・ルークは4大会連続のメンバー入り。海外出身選手は最多の15人となった。今回のメンバーについてジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「間違いなくセットプレーで狙ってくるので、互角に戦えることが基準」とFWを前回大会より1人多い18人を選び、うち11人は体格のいい海外出身選手と激しい消耗戦を見越した選考となった。1次リーグは20チームが4組に分かれて戦い、各組2位までが準々決勝に進む。A組で世界ランキング9位の日本は9月20日の開幕戦(東京・味の素スタジアム)で世界20位のロシアと対戦。28日に世界4位のアイルランド(静岡スタジアム)、10月5日に16位サモア(愛知・豊田スタジアム)、13日に7位スコットランド(横浜・日産スタジアム)と対戦する。日本では2019年と20年はラグビーW杯、そして東京オリンピック・パラリンピックと随分前からスポーツが盛り上がるのは分かっていた。そこに今年2月に13年ぶりに日本の男子バスケットボール代表がW杯出場を決めたことから一気にスポーツに注目が集まった。男子バスケ代表は1次リーグ突破こそならなかったが、アジア地区 2次予選ではスタートでつまずきながらも、そこから怒涛の連勝で巻き返すというドラマチックな展開を見せてくれた選手たちの健闘は十分に称えられるところ。今年、八村塁がNBAドラフトで日本人で初めて1巡目で指名されるという快挙があり、そちらにばかり注目が集まるが、国内のバスケットボールリーグ「Bリーグ」が代表を下支えしているのは間違いない。そのBリーグは10月3日の川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックスから4年目のシーズンが開幕する。W杯帰りの選手たちがどのようなプレーを見せてくれるのか。そして惜しくも代表に選ばれなかった選手たちもその悔しさをぶつけてくるはず。昨年よりまた一段上のレベルの試合を見せてくれそうだ。今季2年目を迎えた卓球の「Tリーグ」は8月29日に開幕。一足お先に全国で熱戦を繰り広げている。今年も男子は昨年優勝の木下マイスター東京がスタートダッシュを決めたが、昨年のような断トツの強さはまだ発揮できていない。女子は昨年優勝の日本生命レッドエルフが開幕シリーズで1勝2敗と出遅れるなど、男女ともに見どころの多いシーズンとなりそうだ。<9〜10月の主要スポーツ日程>〈9月〉◆10日【サッカー】ワールドカップ2022・アジア2次予選「ミャンマーvs日本」(ミャンマー)◆14〜29日【バレーボール】 ワールドカップバレーボール女子大会(横浜アリーナ、エディオンアリーナ大阪他)◆15日【陸上】 マラソングランドチャンピオンシップ(東京都・明治神宮外苑発着)◆17日〜2020年5月30日【サッカー】UEFAチャンピオンズリーグ2019−2020本選(欧州各地)◆20日〜11月2日【ラグビー】ワールドカップ(横浜国際総合競技場他)◆27日〜10月6日【陸上】世界陸上(カタール)〈10月〉◆1〜15日【バレーボール】ワールドカップバレーボール男子大会(マリンメッセ福岡、広島グリーンアリーナ他)◆3日【バスケットボール】Bリーグ開幕◆4〜13日【体操】 世界体操(ドイツ・シュトゥットガルト)◆10日【サッカー】ワールドカップ2022・アジア2次予選「日本vsモンゴル」(埼玉)◆15日【サッカー】ワールドカップ2022・アジア2次予選「タジキスタンvs日本」(タジキスタン)◆19〜27日【野球】プロ野球日本シリーズ
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