画像: 仏大女優ドヌーヴ、ビノシュが日本愛語る「日本にあってフランスにないもの」とは

仏大女優ドヌーヴ、ビノシュが日本愛語る「日本にあってフランスにないもの」とは

是枝裕和監督の最新作『真実』ジャパンプレミアが3日、都内にて行われ、来日したカトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュと是枝監督が登壇した。
第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門オープニング作品に選出された話題作。世界的に名を知られる大女優ファビエンヌの自伝本の出版祝いを口実に集まった“家族”たちの葛藤を描く。
「こんな形でこの2人と映画を撮るなんて、撮り始めてからも夢のよう」と是枝監督。
主人公の大女優ファビエンヌを演じたドヌーヴは「一番最初は役のオファーというより、まずお目にかかる機会を頂き、その後、パリやカンヌ、東京でお会いして、一緒に映画を作りたいという思いを分かっていただき、配役していただいてうれしかったです」と本作出演の喜びを語り、是枝監督の印象について聞かれると「個人的なことですね(笑)。監督はフランス語を話せず私も日本語が話せず、常に通訳を通して話していたのでもどかしいこともあったんですが、一緒に接しているうちに、目線や表情から監督がこのシーンで何を考えているのか、ということを読み取れるようになりました」と笑顔で振り返った。
ファビエンヌの娘を演じたビノシュは「私は『誰も知らない』で是枝監督を知り、子供たちがいかに無邪気に描写されているか、人生のディティールが細やかに表現されているかということに感動しました。実際に是枝監督とお会いして、とても静かな方だな、と。でもその沈黙の中に繊細さ、観察力といった映画監督の神髄を感じました」とたたえた。是枝監督は会場に『誰も知らない』に子役として出演していたキャストたちが来ていることを告げ、観客も拍手を送った。
フランスを代表する大女優の2人。日本の好きなところを聞かれるとドヌーヴは「日本のものはなんでも大好き。文化や歴史、料理、アートなど、あらゆることが大好きなんです。30年以上前から度々訪れているけど、あいにくいつも仕事でとんぼ返りなので、いつかぜひ何日も滞在してあちこち散策したいです」と目を輝かせ、ビノシュも「私は河瀨直美監督の作品に出演していたときに長期間、奈良に滞在する機会があったんですが、次は日本の南のほうに旅行したいなと思っているんです。日本には洗練された文化があると思う。それと他者への感謝。これは野蛮な西洋文化にはあまり見られないこと(笑)。あと映画監督に対する奉仕の姿勢も、フランスではなかなかないわよね(笑)」と茶目っ気たっぷりにドヌーヴに同意を求め、会場の笑いをさそっていた。
この日は、日本語吹き替え版を担当した、日本語吹き替え版に出演した宮本信子、宮﨑あおい、佐々木みゆも登壇した。
『真実』は10月11日より全国公開。

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