画像: 初優勝ジョコビッチ、セルビア国旗持つファンに「感謝したい」

初優勝ジョコビッチ、セルビア国旗持つファンに「感謝したい」

世界王者のプレーに会場が沸いた。男子テニスの「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス2019」最終戦が6日、東京・有明で行われ、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がシングルス決勝戦を制し、優勝。ジョン・ミルマン(オーストラリア)を6−3、6−2で下し、楽天オープン初出場で初タイトルを飾った。
7日間に渡る楽天オープンの最終日、ジョコビッチのプレーを一目を見ようと10445人の観客が来場。決勝の相手は、初の本戦出場を果たしたジョン・ミルマン。世界ランクは80位とジョコビッチに大きく差をつけられているが、「状況に圧倒されないこと」を身上とする怖いもの無しの30歳だ。
試合は第1セットでリードし、勢いに乗ったジョコビッチが、相手を左右上下に振り、次々と得点を決める。「今日はサーブの調子がよく、効率的なプレーができた。ベースラインからのミスも減り、そのままリードを保つことができた」と試合を振り返る。対するミルマンもジョコビッチから5ゲームを奪う意地を見せ、両者のプレーには惜しみない拍手が送られた。
会場にはセルビア国旗を掲げるファンの姿もあった。試合後、ジョコビッチは「素晴らしいこと」と感慨深く語る。母国セルビアは、1990年代の独裁政権で国際社会から孤立し、一時、国連制裁でスポーツ交流を絶たれるなど、困窮を極めた過去を持つ。コソボ紛争の空爆下でも練習に励んだジョコビッチは「たくさんのセルビア国旗を見ることができた。個人競技ではあるが、私はセルビアの代表だと思っている。デビスカップやオリンピックと同様、普段のトーナメントでも代表という責任感がある。セルビア国旗を掲げてくれた日本のファンの皆さんにも感謝したいです」と胸を響いた様子を語った。
楽天オープン出場のため10日間日本に滞在したジョコビッチ。「トロフィーを獲れたことはもちろん、コートを離れたところでは、日本の皆さんのおもてなしが素晴らしかった。また来年戻ってきたいです」と充実した日々を語った。次は、中国・上海を舞台に、ロジャー・フェデラー(スイス)らとの対戦に挑む。
(取材・文 丸山裕理)

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