画像: ジェンダー学者・上野千鶴子とモテクリエイター・ゆうこすが激しくバトル!FM Festival2019の未来授業

ジェンダー学者・上野千鶴子とモテクリエイター・ゆうこすが激しくバトル!FM Festival2019の未来授業

日本を代表する“知のフロントランナー”と現役大学生との公開講座『FM Festival2019 未来授業〜明日の日本人たちへ〜』(TOKYO FMなど)が4日、都内で行われ、社会学者でジェンダー・フェミニズム研究の日本の権威でもある上野千鶴子氏と、モテクリエイター・インフルエンサーのゆうこすが学生の悩みに答える公開対談生放送を行った。
東京大学の名誉教授で、NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)の理事長も務める上野氏は、日本における女性学とジェンダー学のパイオニアであり、指導的な理論家の一人。
ゆうこすは元HKT48のメンバー。脱退後、自己プロデュースにより現在は「モテクリエイター」を名乗りタレント、モデル、インフルエンサー、SNSアドバイザーなどとして活動している。
番組はそんな世代の違う「強い女」2人が受講生である学生たちの悩みや質問に答えていく形式で行われた。
「女子大に通う中で、ジェンダーについて学ぶようになったところ”ジェンダーなんて学んでいると会社への就職が難しくなるから”、と母親に言われ、院への進学を悩んでいる」という切実な相談が。
上野氏は「それはお母様の言っていることが正しいですよ。ジェンダーやフェミニズムをやってて、就職活動に生きることはないし、どちらかといえばマイナスになるのことの方が多いと思います。でも、”ジェンダーになんて全く興味ないです”という顔をして、仮面をかぶってしまえば企業には入れるけど、ずっと仮面をかぶり続けるのはつらいわよ」。
それに対して、ゆうこすは「ジェンダーやフェミニズムには全くの無知で......なんで企業就職によくないのかも分からない」と純粋に回答。「男性からの態度で嫌な気持ちになったことはあまりない」というゆうこすと、女性の権利主張には厳しい上野氏が激しく討論した。
上野氏はゆうこすのこの姿勢に対し、「モテクリエイターと名乗ってらっしゃるけど、モテってどういう状況のことなの? 好きでもない人から付きまとわれるのは嫌じゃないの?」と鋭く指摘。ゆうこすは「男女問わず人として魅力を感じてもらいたいと思っていました。でもアイドル時代は嫌いな人にも愛されないといけなかったと思う」。
さらに上野氏は当日のゆうこすのファッションについても「合コン必殺ファッション」とばっさり。この日のゆうこすのコーディネートは、ロングヘアのダウンスタイルにノースリーブニットとロングスカートだったが、「不特定多数にモテるためだけなら、分かりやすくていい」と厳しく評価した
ただ、ゆうこすが現在行う、次世代のインフルエンサーを育てる事業については、好感触で、「あなたの仕事は若い女子を売りにしていることで、女性の特性を生かして仕事をするのは全然悪いことではないと思いますよ。ただ、それは賞味期限つきの仕事ですから、その賞味期限が切れた後のことを考えられているかどうかがとても大事」
その後も、学生たちからはフェミニズムに対する学術的な見地を求めた質問や、痴漢冤罪などのジェンダー的な見方の絡む社会的事件についての質問が上がった。
公開講義のMCを務めた同局のラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」のとーやま校長も、上野氏の巧みな演説にはタジタジ。ゆうこすに対しても厳しい意見を向けることが多かった上野氏だが、最後はゆうこすのティーン・女子ビジネスについてこう語った。
「ゆうこすさんのような若い女子が今女子たちから人気を集めていて、それがビジネスとして成り立つということは、女子にも経済力がついて、自分の懐からお金を出せるようになったんだと思うと感慨深い。今すでにビッグビジネスとして成り立っている産業はこれから没落することも多いでしょうから、もしかしたら40年後には女子マーケットがとても大きくなっているかもしれませんから」

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