画像: 佐々木洵樹が晃貴破りバンタム級王座獲得【11・8 K-1 KRUSH】

佐々木洵樹が晃貴破りバンタム級王座獲得【11・8 K-1 KRUSH】

POWER OF DREAMに3本目のベルト
「K-1 KRUSH FIGHT.107」(11月8日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ」で挑戦者の佐々木洵樹(POWER OF DREAM)が3-0の判定で王者・晃貴を破り、第5代王者に輝いた。
POWER OF DREAMはK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級の武居由樹、K-1 KRUSH FIGHTフェザー級の江川優生に続き、3人目の王者が誕生した。
佐々木はプロボクシングからキックに転向。今年2月のデビュー戦で林勇汰を判定で破ると、2戦目で萩原秀斗にKO勝ち。林は11月のKRUSH大阪大会でスーパー・バンタム級王者・玖村将史に挑戦、萩原は晃貴と王座決定戦で戦った経験もあるなど実績のある選手相手の連勝が認められ、プロ3戦目にしてタイトル挑戦にこぎつけた。
佐々木は1R序盤に伸びのある左ストレートで晃貴を大きく下がらせるなど得意のボクシングテクニックでペースを握る。ガードをがっちり固める晃貴だったが、佐々木は足を使って距離を制してはガードの隙間から強いパンチを何発も打ち込んでいく。
2Rに左ストレートでダウン奪う
2Rには晃貴の前蹴りをかわしての左ストレートで先制のダウンを奪う。
晃貴はローをはじめとしたキックで反撃するも、佐々木の強烈なパンチの前に劣勢は否めず。
3Rには晃貴のローで佐々木がバランスを崩す場面もあったが、佐々木は焦らず晃貴のラッシュをしのぐとその後も攻勢に出て、最後までパンチを出し続けた。
2Rのダウンがものをいい、ジャッジは30-28、30-28、29-28の3-0で佐々木を支持した。
佐々木は試合後のマイクで「格闘技を始めて17年、プロとしても十何年、ベルトっていうものを獲ったことなかったので、いろんなものがこみ上げて泣いちゃいました。ボクシング時代から応援してくれた皆様、今応援してくれている皆様、仲間、家族、息子が生まれて小さくて、ボクシングを辞めてどうなっていくか分からなかったので、こうやって形になって良かった。古川会長には明日から反省会があると思いますけど、今は本当に喜びたいと思います。本当にありがとうございます」とベルト獲得の喜びをにじませた。
古川会長が「0点。明日から朝練だ」とまさかの朝練指令
試合後の会見では「結果的にチャンピオンになれてよかったです」と安堵しながらも「でも、いま会長には“マイナスじゃないけど0点だ。明日から朝練だ”って言われたんで(笑)。本当に言ってたので、会長はやりかねないというか...(笑)。でも足が痛いので、ちょっと相談します(笑)」と古川誠一会長のまさかの朝練指令に苦笑い。
試合については「序盤は思ったとおりにできたかなと思うが、最後はバタバタしてしまった。晃貴選手はプレッシャーが強かった。蹴りもあって、思ったより強かった。パンチが当たっても全然前に出て来た。想定はしていたが、対応できないまま終わってしまったので、そこが課題」などと振り返った。
晃貴「悔しい。もっと練習して、またベルトを巻きます」
今後については「もっと高みを目指していきたい。とりあえずチャンピオンベルトを取ったので、明日の朝練があるか分からないですけど、一日二日は浸りたい。それこそK-1にチャレンジしたい。言われた体重に合わせていく。次の目標としてKRUSHのベルトを防衛するか、K-1のベルトを目指すかは会長と相談ですけど、自分ではK-1のベルトは狙っていいのかなと思います」と話した。
一方、晃貴は「佐々木選手は距離感が遠くて、警戒していた部分もあったが相手が上回っていた。(佐々木のステップの)対策はしていたが、やりづらかった。的を絞らせないというか、予想以上だった。ベルトを失ったことより負けたことが悔しい。もっと練習して、またベルトを巻きます」と話した。
「K-1 KRUSH FIGHT.107」(11月8日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合 K-1 KRUSH FIGHTバンタム級/3分3R
●倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定1-2=29-30、29-30、30-29)高橋享祐(戦-IKUSA-GYM)○
◆プレリミナリーファイト第2試合 K-1 KRUSH FIGHTウェルター級/3分3R
○寧仁太・アリ(ジムK-1ジム総本部チームペガサス)(3R33秒、KO)マーク・バード・ジェイムス(ジムK-1ジム五反田チームキングス)●
◆プレリミナリーファイト第3試合 K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級/2分3R
●チャン・リー(ROCK ON)(判定0-3=29-30、28-30、28-30)優(北斗会館押上道場)〇
◆第1試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯泰斗(LEOPARD GYM)(1R2分46秒、KO)斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)●
◆第2試合 K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級/2分3R・延長1R
●MOE(若獅子会館)(延長判定1-2=9-10、10-9、9-10 ※本戦判定0-1=29-30、29-29、30-30)山田真子(KINGS)◯
◆第3試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
◯龍華(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=29-28、29-28、29-27)迅也(北斗会館浅科道場)●
◆第4試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
◯蓮實 光(パラエストラ栃木)(判定3-0=30-24、30-24、30-24)関川和将(DTS GYM)●
◆第5試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
◯鷹大(WSRフェアテックス西川口)(判定2-0=29-29、30-29、30-29)森坂 陸(エスジム)●
◆第6試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
●佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-2=29-29、28-29、28-29)新美貴士(名古屋JKファクトリー)◯
◆第7試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●クォン・ギソプ(IB GYM)(判定1-2=28-29、28-29、29-28)寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)◯
◆セミファイナル(第8試合) K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○朝久泰央(朝久道場)(2R2分21秒、KO)西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●
◆メインイベント(第9試合 K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=28-30、28-30、28-29)佐々木洵樹(POWER OF DREAM)◯

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