画像: 山本美憂がアムを完封。ハム戦敗戦から2カ月でさらに進化【12・31 RIZIN】

山本美憂がアムを完封。ハム戦敗戦から2カ月でさらに進化【12・31 RIZIN】

アムの打撃をかいくぐりテイクダウン連発
「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で山本美憂がアム・ザ・ロケットに勝利を収め、ハム・ソヒ戦の敗戦から復活を果たした。
美憂は10月大会でハムにTKO負けを喫し、約2カ月という短いスパンでの試合となったが、この間、元プロボクシング世界3階級王者の長谷川穂積氏に師事し、浜崎朱加の所属するAACCで出稽古するなど着実にスキルアップしての一戦だった。
1R、アムがプレッシャーをかけて右のインロー、左ローを放っていくが、美憂もパンチで応戦。ここから美憂が組み付き、ロープに押し込んでからテイクダウンに成功。アムはガードに入れて落ち着かせるが、美憂は体を起こして大きなパウンド。
アムは下から三角を狙う動きを見せるが美憂は許さずパンチをコツコツ入れて削っていく。攻防が止まり残り1分でスタンドとなると今度はアムがローとミドルで反撃を見せる。
2Rもアムの右ストレートに合わせて美憂が組み付きすぐにテイクダウンに成功。パウンドを放つも、アムはしっかりガードに入れる。しかし美憂は的確にパウンドを入れていく。
スタンドに戻ると、美憂はプレッシャーをかけ、アムの右のキックに合わせてパンチの連打。そこから組み付いてコーナーに押し込んでからテイクダウンに成功。アムはガードに入れるが、美憂はこつこつとパウンド。時折大きなパウンドを入れ、ここでもアムを削っていく。残り時間が10秒となると美憂は離れて踏みつけを狙うが、ここはアムが回避する。
グラウンドでは何もさせず
3Rもアムは右ミドルで先制するが、美憂はアムの右フックに合わせて鮮やかなタックルを決めてテイクダウンに成功。そしてパウンドを落としながら、ポジションをサイドに移行すると、アムの左腕を殺してから無防備な顔面にパウンドと鉄槌の嵐を浴びせる。
なんとか腕を抜いて、ガードに戻したアムだが、ダメージは大きい。その後も美憂はパウンドでダメージを与え続け、体を起こしては大きなパウンドを連打。
美憂はスタンドに戻しても、すぐにタックルでテイクダウン。そしてサイドポジションからヒザを頭部に叩き込む。そして残り10秒で腕十字を取りに行くが、アムはクラッチを離さずゴング。
一本を取ることこそできなかったが、3Rを通じて圧倒した美憂が3-0の判定で勝利を収めた。
「負けが続かなくてよかった」と勝利に笑顔
美憂は試合後の会見で「前回負けてたので負けが続かなくてよかったと思います」と勝利に笑顔を見せた。
試合については「もうちょっと蹴りが来ると思っていたのでそれにパンチを合わせていこうと思っていた。最初の1ラウンド目はそれで固くなりすぎ、見過ぎてしまった。立ち技で行きたかったのに、なかなか前に出られずすごく悔しくてしょうがなかった。グラウンドは今までやってきた選手の中で一番忙しいというか、次から次へいろんなところから手が入ってきてくるので、集中しないと決められてしまうという危機感はありました」などと振り返った。最後決めきることができなかったことについては「試合中もコーチの“キムラ!キムラ!”という声は聞こえていたけど、まだもう少し自分のグラップリング技術に自信がなくて」と悔やんだ。
相手のアムは22歳年下でほぼ半分の年齢の選手との対戦だったのだが「彼女はアーセンと同い年なので驚きではあったけど、試合後に“ママ”って呼ばれたりしてとても微笑ましかったし、そういった選手に勝ててよかったと思う。試合後には私も娘みたいって思った。彼女はタフでグラップリングはとても良かった。ナーバスになっていたとは思うけど、いい試合ができました」などと話した。
一方、アムは美憂について「とても強かったです。一つ一つの技がとても完成されていると思いました。自分としては年齢的に彼女の年齢は自分のほぼ倍なのでそこで油断していた部分で、自分のほうがスタミナがあると思っていましたので、そこが若干違いました」と話した。試合については「私としてはムエタイ経験があるのでその技を出しつつ前に出たかったが、山本選手は経験豊富で自分の柔術の技を出す前に倒されてしまった。山本選手のテクニックで自分の技を出す前に倒されてしまった。油断していた部分があったと思う」などと話した。
「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)
◆第15試合 バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※肘あり]
●朝倉海(トライフォース赤坂)(2R38秒、TKO)マネル・ケイプ(アンゴラ/AKA Thailand)○
◆第14試合 RIZIN キックボクシング特別ルール:3分3R / 延長1R(56.0kg)
○那須川天心(TARGET/Cygames)(1R2分46秒、TKO)江幡塁(伊原道場)●
◆第13試合 女子スーパーアトム級タイトルマッチ RIZIN女子MMAルール:5分3R(49.0kg)※肘あり
●浜崎朱加(AACC)(1-2)ハム・ソヒ(韓国/CMA KOREA TEAM MAD)○
◆第12試合〈RIZIN×BELLATOR対抗戦〉RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)※肘あり
○朝倉未来(トライフォース赤坂)(判定3-0)ジョン・マカパ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)●
◆第11試合 RIZIN女子MMAルール:5分3R(50.8kg)※肘あり
●リンジー・ヴァンザント(アメリカ/Precision MM /Stockade Muay Thai)(3R4分42秒、TKO)RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)○
◆第10試合「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント Final」RIZIN MMAトーナメントルール:5分3R(71.0kg)
○トフィック・ムサエフ(判定3-0)パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ●
◆第9試合 ライトヘビー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(93.0kg)※肘あり
○イリー・プロハースカ(チェコ共和国/Jetsaam Gym Brno)(1R1分55秒、KO)C.B.ダラウェイ(アメリカ/パワーMMA)●
◆第8試合 RIZIN MMAルール:5分3R(93.0kg)※肘あり
●ビタリー・シュメトフ(ロシア/USSR FIGHTERS)(2R58秒、タップアウト=グラウンドパンチ)シモン・ビヨン(カメルーン/X-1 BOXING)○
◆第7試合 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※肘あり
●石渡伸太郎(CAVE)(判定1-2)扇久保博正(パラエストラ松戸)○
◆第6試合 RIZIN MMAルール:5分3R(105.0kg)※肘あり
○ジェイク・ヒューン(アメリカ/Absolute MMA)(1R1分24秒、TKO)石井慧(チーム・クロコップ)●
◆第5試合〈RIZIN×BELLATOR対抗戦〉RIZIN MMAルール:5分3R(61.2kg)※肘あり
●元谷友貴(フリー)(1R1分37秒、フロントチョーク)パトリック・ミックス(アメリカ/ジャクソンズMMA)○
◆第4試合 RIZIN キックボクシングルール:3分3R(62.0kg)
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN)(2R終了、TKO=レフェリーストップ)大雅(TRY HARD GYM)●
◆第3試合 RIZIN女子MMAルール:5分3R(49.0kg)
○山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)(判定3-0)アム・ザ・ロケット(TARNTONG GYM / PHUKET TOP TEAM)●
◆第2試合「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント Semi Final」RIZIN MMAトーナメントルール:5分3R(71.0kg)
●ルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)(1R28秒、TKO)パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)○
◆第1試合「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント Semi Final」RIZIN MMAトーナメントルール:5分3R(71.0kg)
●ジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)(1R2分47秒、TKO)
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)○

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