画像: 映画『キャッツ』主演のバレエ界トップダンサー「最初に自分のネコ姿を見たときは...」

映画『キャッツ』主演のバレエ界トップダンサー「最初に自分のネコ姿を見たときは...」

「最初に自分が猫になった姿を見たときは、すごく驚きました(笑)」と振り返る、フランチェスカ・ヘイワード。
「耳やしっぽはCGで後から加えられたので、完成作を見たときは“あ、自分ってこんな猫だったんだ”と新鮮な驚きがありました。違和感というか、見慣れるまで少し時間はかかりました(笑)。でも私は、これまでバレエで人間じゃない役もたくさんやっていますから。ニワトリに変身してしまった女性の役でチキンダンスみたいな踊りをしたこともあるし、金平糖の妖精なんていうのもやったことがあります(笑)」
日本でも愛され続けるロングランミュージカルを映画化した『キャッツ』で、主人公の白猫ヴィクトリア役を務めたフランチェスカは、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルを務めるバレエ界のスター。日本にはバレエ公演で何度か来日済み。
「初めて日本に来たのは18歳の誕生日直前で、私はすぐに東京に恋しちゃった。でも楽しすぎてはじけちゃって。ロイヤルバレエ団は基本的にお給料制なんだけど、公演のときは滞在費を1日いくら、って渡されるんだけど、楽しくて買い物をしすぎて借金してしまって。当時使っていたブラックベリーをキラデコでキラキラにして帰国したのを今でも覚えています(笑)」
そんなバレエのトップダンサーである彼女が、今回は猫としてスクリーンの中で舞うだけでなく、美しい歌声も披露。劇中にも出演する人気歌手テイラー・スウィフトが原案・製作総指揮のアンドリュー・ロイド=ウェバーと共同制作した、映画『キャッツ』のための新曲〈ビューティフル・ゴースト〉は、フランチェスカの透き通った歌声がいつまでも心に響く美しいナンバーとなっている。
「実はバレエ学校時代にも歌のレッスンがあったのですが、私は人前で歌うのが嫌いで、なるべく合唱をしていて、たまに独唱をまかされたときは嫌々歌っていました(笑)。今回は3カ月ものリハーサル期間があり、すばらしい先生についてボーカルレッスンを受けることができました。私はバレエダンサーとして全身の筋肉を知り尽くし、どこをどう使うかということを子供のころからやってきたけれど、声帯も筋肉なんだということを今回初めて実感したんです。力強い声が出るように声帯を鍛えて、のどが開くようになるレッスンをし、少しづつ自信をつけていきました。でもこの映画では、出演者全員がいろいろなことにチャレンジしていました。私は普段ダンサーで、今回は歌にも挑戦しなければならなかったけど、逆に歌手がダンスを踊らなければならなかったり、シリアスなお芝居で知られる俳優たちがコミカルな芝居をしたり、歌ったり踊ったり。だから、みんなが挑戦者として同じ目線、同じ気持ちで一つになることができたんだと思います」
バレエをはじめヒップホップやタップダンスなど、ロンドンの裏路地で自由に生きる“ジェリクルキャッツ”たちの多様な個性を現すかのようなさまざまなダンスが繰り広げられるのも見どころ。
「私も普段は接することのないバレエ以外のジャンルのダンスを現場で目の当たりにして、すごくインスピレーションを得ることができました。バレエダンサーにもできないすごい動きをする人もいました。空中で3回転したりね(笑)。そういうアクロバティックな動きもバレエに取り入れたら面白いかも、と想像も膨らんだ面白い現場でした。でもタップダンスをするシーンは大変でした! バレエではいつもつま先立ちで重心をつま先にかけるんですが、タップではかかとに重心をかけなければならず、まったく違うメンタリティーなので最初は苦労しました。大変でしたけど面白かったです」
長老猫オールドデュトロノミーを演じるジュディ・デンチをはじめ、圧巻の〈メモリー〉を歌い上げるグリザベラ役ジェニファー・ハドソン、神出鬼没のお尋ね者マキャヴィティ役のイドリス・エルバ、ほかにもテイラー・スウィフト、イアン・マッケランら、名優からディーバまで、豪華な顔ぶれが出演。
「ジュディ・デンチとイアン・マッケランがそろって部屋に入ってきたときはすごかったわ。示し合わせたわけでもないのに自然とみんなが1列に並んで、お辞儀をして迎えたんです。ロイヤルファミリーが入ってきたかのようでした(笑)。ほかにもすばらしい俳優やダンサーばかりで圧倒されました。かのジェニファー・ハドソンと私がデュエットしているなんて、今でも夢のようです」
大人気作品の映画化というだけでなく、いろいろなジャンルの表現者が集結した、かつてないミュージカル映画としても見ごたえ満点。
「全員が、普段慣れている快適なゾーンから飛び出して新たなことに挑戦したこと、その勇気と努力の結晶がスクリーンにも表れていると思います。バレエもそうですが、舞台は毎晩公演しても記憶の中にしか残らないけれど、映画はこうして形に残って、繰り返し見てもらうことができる。私がそうだったように、本作を見た子供たちがダンスやバレエに興味を持ってくれたらうれしいです」
監督:トム・フーパー 出演:フランチェスカ・ヘイワード、ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ他/1時間50分/東宝東和配給/1月24日(金)より全国公開 https://cats-movie.jp/
©2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

www.tokyoheadline.com

This article is a sponsored article by
''.