画像: やっぱり赤ちゃんも“ゾウ”っぽい! ゾウギンザメの赤ちゃんがサンシャイン水族館で日本初ふ化成功

やっぱり赤ちゃんも“ゾウ”っぽい! ゾウギンザメの赤ちゃんがサンシャイン水族館で日本初ふ化成功

長い口先がゾウの長い鼻のように見えることからその名前がつけられた「ゾウギンザメ」の卵が、池袋・サンシャイン水族館で1月27日と28日に、それぞれ1個体ずつふ化した。日本国内でゾウギンザメのふ化に成功したのはこれが初となる。
ゾウギンザメは軟骨魚綱ギンザメ目ゾウギンザメ科。ゾウの鼻のような特徴的な長い口先(吻端 ふんたん)は、ロレンチーニ器官と呼ばれるもの。生き物が発する微弱な電流を感知することができ、海底の砂の中にいるエサとなる甲殻類や貝類を探すのに適している。日本国内でゾウギンザメの展示を行っているのは同館を含め 2館のみ。
昨年5月に、メスのうち1個体の産卵が確認され、その後も次々と産卵、合計18個の卵を産卵。同館では、ゾウギンザメの生息地であるオーストラリア南部の水温を参考に飼育水温を12度と15度の2パターンに分け、リスク分散および発育の速度を比較しながら育成。5日に1回のペースで胚発生、心拍の有無を調べるためエコー検査を実施しながら経過を見守ってきた。
15度で管理していた卵については、胚発生の観察は見られたものの、10月中旬までにすべて胚発生が止まっていることを確認。12度で管理していた卵のうち2個が今回ふ化。さらに3個の卵をバックヤードで飼育中(1月30日時点)。
産卵したゾウギンザメは同館搬入前には1年以上オス個体との混泳がない状態だったといい、過去の交尾で得た精子を長期間体内に保管していたものを使って受精したか、単為発生(交尾をせずに繁殖する)の可能性があると考えられるとのこと。
生きた化石と言われるシーラカンスよりも進化速度が極めて遅いなど、まだまだ謎の多いゾウギンザメ。日本でのふ化事例も今までになく、同館では今後もふ化個体の成長を通して、ゾウギンザメの生態研究やさらなる繁殖に力を入れ、水族館の使命のひとつである生息域外における保全に努めていくとのこと。
ゾウギンザメの赤ちゃんは現在バックヤードで飼育中。展示開始日は後日、公表される。

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