画像: ceroのオンラインライブに静かに熱狂! 新型コロナでライブを自粛

ceroのオンラインライブに静かに熱狂! 新型コロナでライブを自粛

オルタナティブバンドのceroが13日、電子チケット制で有料配信のオンラインライブを開催した。この日はもともと、現在進行中の全国ツアー「Contemporary Tokyo Cruise」の仙台公演が予定されていたが、新型コロナウイルスの拡大の影響と防止のための政府の要請を受けて、オンラインでのライブを決行した。
記者はこのライブに参加するために早く退社。スピーカーをつないで、ちょっと大きめの音で、自宅でパートナーと共にグラスを傾けながら、ライブ感を楽しんだ。
ライブ序盤のMCで、ボーカルの高城が「こういった新たな試みにお付き合いいただいてありがとうございます。手探りなところ満載ですが、みなさんそれぞれの空間で寛いで、お楽しみいただけたらと思うので、よろしくお願いします」と挨拶した。
金曜日の夜に、解放された気持ちでライブハウスに向かうのもいいが、普段は立ちっぱなしで腹を減らしながら見るライブだ。たまには自宅で、ストーブを焚きながらソファに座って楽しむのもいい。ceroのどこかノスタルジックな雰囲気を感じされる音楽は、パジャマに着替えて、リラックスした気持ちで酒を傾けるのにも向いている。
配信とはいえども、生配信でまさに"今"ライブが行われていて、同じ映像を全国の人々が同じタイミングで見ているというこの感覚は、やっぱりライブならではのコト感覚だ。筆者も家の離れた友人と連絡を取りながら、共にライブを楽しんだ。
この日は10人で登場したcero。正規メンバーは3人だが、その日のライブに合わせて様々なサポートメンバーを加え、その日によって楽器の編成も変わる。ceroの音楽は、生で見るライブだとしても、配信で見るライブだとしても、鳴る音は“その日だけの音”で“その時のメンバーだからこそのアレンジ”だ。
ライブにはサプライズで、ceroのレーベルメイトであるVIDEOTAPEMUSICがゲストとして登場したり、あえて観客が立てるような、ライブハウスらしい縦長の空間をフルに利用したパフォーマンスで、無観客ライブならではの自由さも感じた。試聴人数は配信中に最大3万5000人まで到達し、普通にライブするよりも多くの人がオーディエンスになった。
SNSでは配信中からライブについてのつぶやきが増え、まるでライブハウスで隣にいる人と話しているような感覚だった。
ライブ終盤、MCで高城は「なんか面白いことがこれからもできそうじゃないかな、と未来を感じるような感じがあった。これとは別に、仙台ではライブをちゃんとしたいと思っていますし、これからもよろしくお願いします」と語った。新型コロナウイルスの影響がないとしても、音楽の楽しみ方として、一つの新しい視点を感じることができた。
4月には、今回のツアーの東京公演も、渋谷にて開催される。その頃には安心して、またライブハウスに遊びに行けるようになっていたらいいな、と心から思った。
この日のライブのチケットは1000円で、ceroクラスのアーティストをワンマンライブで楽しむにはとてもお得な価格設定だった。しかもアーカイブを1週間楽しむことができるので、今からでもチケットを買えば生配信の開始時間に間に合わなくても、後からゆっくり試聴することも可能だ。
新型コロナウイルスの影響で気分は滅入るばかりだが、ceroのオンラインライブは心を軽くしてくれた。
(文・ミクニシオリ)

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