画像: 扇久保と朝倉海がバンタム級王座決定戦。浅倉カンナは初の年下・古瀬を迎撃【RIZIN】

扇久保と朝倉海がバンタム級王座決定戦。浅倉カンナは初の年下・古瀬を迎撃【RIZIN】

海「今後のRIZINのために絶対に俺が勝たないといけない」、扇久保「やっとたどり着けた感じ。最高の試合を見せたい」
RIZINが7月9日、都内で会見を開き8月9、10日に神奈川・横浜のぴあアリーナMMで開催される「RIZIN.22」と「RIZIN.23」の第1弾対戦カードを発表した。
RIZINは新型コロナウイルスの影響で4月の横浜、以降に予定されていた仙台大会ら計3大会を中止。長く大会を開けない状況となっていたが、6日に会見を行い、8月に2大会を行うことを発表していた。
この日は合わせて8カードを発表。2日目(10日)のメインでマネル・ケイプがUFCに戦場を移したことから空位となったバンタム級の王者決定戦として扇久保博正(パラエストラ松戸)vs朝倉海(トライフォース赤坂)の一戦が行われる。
朝倉は「大晦日ぶりの試合ですが、前回の試合からたくさんのことを学んで強くなって帰ってきた。タイトルマッチということで、今後のRIZINのために絶対に俺が勝たないといけない。確実に勝って、俺がRIZINを引っ張っていく」とベルト奪取はもちろん、エースの座をも手中に収める決意を見せた。
扇久保は「今までいろんなことがあって、やっとたどり着けた感じ。最高の試合を見せたい。朝倉選手を倒したい」と大一番への思いを語ると「海選手、いい試合をしましょう」と呼びかけた。
NY帰りの井上直樹「今は練習はできている」
バンタム級ではタイトル戦の他に2試合がマッチメイク。9日には2月の浜松大会でRIZIN初参戦を果たした元UFCファイターの井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム柔術)と渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)が対戦する。
渡部はFighting NEXUSバンタム級王者で父に修斗初代ウェルター級王者の渡部優一を持つグラップラー。
渡部は「対戦相手の井上選手は凄く強い相手ですが、自分はマジカルチョークがあるのでしっかり極めて、勝って、自分の実力をRIZINのリングで証明したい。そして帰りに横浜のおいしいスイーツを食べて帰りたい」とひょうひょうとしたコメント。
対する井上は「ニューヨークから3カ月ぶりにRIZINのために帰ってきた。今回RIZINを開催してくださった関係者の方にとても感謝しています。そして今、コロナや九州の大雨で苦しんでいる人たちに少しでも勇気を与えられるような試合をしたい」と挨拶。
井上が拠点を置くニューヨーク州は新型コロナにおいては米国においても最も甚大な被害を受けている地域。
井上は「ニューヨークは本当にすごい数の感染者数で、亡くなった方もいた。外には買い物に行く以外は自宅待機だった。練習も家の中でしかやれない状況だった。日本に帰ってきて、もちろん緊急事態宣言下で制限はされていたが、今は練習はできているので、今はチャンスだなと思っている。(帰ってきて)もしかして皆さんにうつしてしまうかもしれないということもあったので、ほっとするということはなかった。でもしっかり2週間、自宅で待機して経過措置を行ってきた。それからしっかり練習もしてきたので、準備はできている」などと話した。
カンナは「その先を見て、しっかり試合をしたい」とベルトへこだわり
9日大会では2017年に行われた「女子スーパーアトム級トーナメント」覇者の浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が初参戦となる古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)を迎え撃つ。
浅倉は2018年大晦日に初代RIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦で浜崎朱加に、昨年6月には山本美憂に敗れ2連敗とトップ戦線から大きく後退したものの、その後、アリーシャ・ザペテラ、KOTC王者のジェイミー・ヒンショーに連勝し再浮上。今回は初めての年下の選手との対戦となる。
古瀬はDEEP JEWELSを主戦場にする19歳。2018年に行われたAbemaTVの「格闘代理戦争3rdシーズン」に出場し、準決勝であいに勝利を収めている。現在はDEEP JEWELSで4連勝と実績を挙げ、RIZIN初参戦をつかみ取った。
浅倉は「今までは自分が相手を超えていく試合が多かったが、今回は初めて自分より年が下の選手と戦うということで、しっかり自分が壁になって良い勝ち方をしたい。そして今まで試合を楽しみに待ってくれていたファンの方々全員と一緒に、RIZINを、格闘技を盛り上げていければいいなと思っています」と初めての“受けて立つ”という立場にも油断はない。古瀬の印象については「古瀬選手は自分より年下で勢いがある選手ですが、試合に対する思いとかはいつもと変わらず、その先を見て、しっかり試合をしたい」と話し、“その先”については「チャンピオンベルトをかけて戦いたいとずっと言っているので、そこにつながる勝ち方ができれば」と王座へのこだわりを見せた。
対する古瀬は「ずっと目標にしていたRIZINの舞台に立てて、すごくうれしい気持ちでいっぱい。相手は浅倉選手ということですが、自分も勝てると思ってこの場に立っている。いろんな人に自分の名前、顔、ファイトを見てもらえる良い機会だと思うので、しっかり勝ちにいきます」と勝利宣言。しかし浅倉の印象については「寝技とかレスリングというグラウンドのイメージが強かったが、何回か練習をさせていただいた時に打撃もすごく強いと感じた。一筋縄ではいかないというか、自分は打撃が得意だが、それだけでは勝てない。全部が強い選手だと思っている」と慎重な物言いを見せた。
矢地とサトシがライト級サバイバル戦
昨年12月の「BELLATOR JAPAN」で復活を果たした矢地祐介(KRAZY BEE)がホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)と対戦する。
矢地は昨年7月に朝倉未来に敗れ3連敗と崖っぷちとなったが、12月の上迫博仁戦で逆転のKO勝ち。対するサトシは自らがが出場できなかった「ライト級GP」に出場しており、矢地にとってはライト級のトップ戦線再浮上をかけた重要な一戦となる。
矢地は「サトシ選手は凄く良い選手なので、日本人選手同士の試合しか組めない中では、個人的にテンションの上がるカードだなと思っています。とても強い選手なので噛み合うと思うし、すごく楽しみ」
サトシは「本当に良い試合を見せたい。私のことをみんなまた信じて、良い試合をみんなに見せます」
などとそれぞれ話した。
修斗の現世界王者・斎藤裕がついにRIZINに参戦
今大会は新型コロナウイルスによる渡航制限があり、日本人選手による大会になることから初参戦の選手も多いのだが、中でも注目は修斗フェザー級の現世界王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)。
斎藤は2016年に王座を獲得し、その後、宇野薫、リオン武、高谷裕之といったビッグネームを破るなど修斗フェザー級の頂点に君臨。今回は満を持してのRIZIN初参戦となる。対する摩嶋一整(毛利道場)は国内では修斗、パンクラスなどで戦い、昨年5月にはパンクラスで元フェザー級キング・オブ・パンクラシストの田村一聖に一本勝ちを収めている。
斎藤は「今回RIZINに参戦するにあたりまして、修斗の坂本代表に送り出していただけたことを感謝申し上げます。初参戦だが、とにかくインパクトを求められると思ってる。良い勝ち方をして、他の階級に負けないくらいフェザー級を盛り上げていきたい」と闘志を燃やした。
また今回の2大会については新型コロナの感染対策として、長い時間“密”の状態を作らないために両日とも8~9試合で行い、トイレ休憩なども一気に観客がトイレに押しかけ密の状況になることを避けるために、3試合ごとの休憩、ノンストップで大会を行う、など今後検証して決めていくという。会場の入場時にも整理券を配って密の状況を解消するといったプランもあるようで、それらも含め、検証のうえ改めて発表する予定となっている。
「RIZIN.22」(8月9日、神奈川・ぴあアリーナMM)
◆スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
矢地祐介(KRAZY BEE)vs. ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
◆スペシャルワンマッチ RIZIN 女子MMAルール:5分3R(49.0kg)※肘あり
浅倉カンナ(パラエストラ松戸)vs. 古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)
◆スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※肘あり
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム柔術)vs. 渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)
◆スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)※肘あり
関鉄矢(SONIC SQUAD)vs. 内村洋次郎(イングラム)
「RIZIN.23」(8月10日、神奈川・ぴあアリーナMM)
◆バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※肘あり
扇久保博正(パラエストラ松戸)vs. 朝倉海(トライフォース赤坂)
◆スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)※肘あり
元谷友貴(フリー)vs. 魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
◆スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(59.0kg)※肘あり
伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)vs. 神龍誠( フリー)
◆スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
斎藤裕(パラエストラ小岩)vs. 摩嶋一整(毛利道場)

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