画像: 安藤達也が田丸匠を破り悲願の王座獲得「やっとベルトを巻くことができた」【8・1 修斗】

安藤達也が田丸匠を破り悲願の王座獲得「やっとベルトを巻くことができた」【8・1 修斗】

“怪物”が“天才”をKO
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.5」(8月1日、東京・後楽園ホール)で行われた「環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦」で安藤達也(フリー)が田丸匠(NASCER DO SOL)を破り、悲願の王座を獲得した。
修斗バンタム級は世界王者の佐藤将光がONEに参戦中で防衛戦が行えないことから、岡田遼と倉本一真との間で暫定王者決定戦が行われ、岡田が勝利。これに伴い、環太平洋王者だった岡田が同王座を返上したため、今回の王座決定戦が行われることとなった。
安藤はプロデビュー2年目で「ROAD TO UFC JAPAN」に抜擢されるなど、将来を期待された逸材。修斗参戦後も着実に勝ち星を重ねたが、減量苦、所屬ジムからの離脱と苦難の時期が続く。しかし2018年の再始動後は着実に勝利を重ね、昨年9月には当時王者だった岡田の持つ環太平洋王座に挑戦。ドローで王座奪取こそならなかったが、改めてその高いポテンシャルを見せつけた。
田丸は2015年の新人王MVPを皮切りに2016年にはMIP(最も活躍、成長した選手)に選出。後にONEと修斗のストロー級2冠王となる猿田洋祐に勝利するなど修斗の次代を担う存在と目されていたが、こちらも交通事故、減量苦と苦難が続き、2019年からバンタム級に階級アップ。以降3連勝を飾り、初の王座戦にたどり着いた。
カウンターの左ストレートでダウンを奪い、パウンドの連打でKO
2人は1R開始から目まぐるしい攻防を展開。田丸が右ミドル、右ハイで攻め込むが、安藤は一気に距離を詰めると組み付いてケージに押し込んでいく。ケージ際でポジションの取り合いとなるが、田丸は巧みに足をかけてテイクダウンに成功。しかし勢いが余り、安藤に上を取られてしまう。田丸は下から腕十字を狙うが安藤はしのぐとサイドからバックを取ってスリーパーを取りかけるが、田丸はすぐに正対して脱出。田丸はすかさず組みつきケージに押し込むが安藤が体勢を入れ替えたところで、田丸がマウスピースを吐き出していたためブレイク。
再開後、スタンドに戻ると田丸の右ミドルに安藤が右のパンチを合わせる展開に。
田丸が安藤をケージに詰めるが、安藤がカウンターで左ストレート。ダウンした田丸に安藤がパウンドの連打で追い込むと田丸は下から安藤の足をたぐり必死の防戦。しかし安藤は絶妙なボディーバランスでここをしのぐと亀になった田丸になおもパウンドと鉄槌の嵐。田丸の動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。
会心の勝利に安藤はケージに駆け上がり、喜びを爆発。
試合後のマイクでは「結構最近いろいろあって、前回の試合も流れてしまったりしたけど、たくさんの人が支えてくれてリングに上がれて今日やっとベルトを巻くことができた。たくさん遠回りしちゃって、もっと早くここにたどりつけるかと思ってたけど、今、ここに(ベルトが)ついているんで実感しました。応援ありがとうございました」と語った。
インフィニティリーグの石井vs小野島はドロー
この日は「インフィニティリーグ2020 バンタム級」の公式戦で勝ち点2でトップに並ぶ石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A.)と小野島恒太(CombatWorkoutDiamonds)が対戦した。
1R開始早々のパンチの探り合いから小野島がパンチを当てて組みつき、ケージに押し込みテイクダウンも石井はケージを使ってすぐに立ち上がる。小野島はなおも両足タックルからリフトしてテイクダウンも、石井はここもケージを使い立ち上がる。石井は体勢を入れ替え押し込むと離れ際にバックブローを放つが小野島はかわす。スタンドの攻防に戻ると距離の探り合いから小野島が一気に距離を詰めパンチからタックルで組みつくが、ラウンド終了のブザー。
2R、序盤から小野島がプレッシャーをかけケージに石井を詰めるとパンチからタックル。石井はフロントチョークを狙うが小野島はすぐに脱出。離れ際に石井がパンチも小野島がガード。
試合は離れては小野島が距離を詰めてパンチからのタックルでケージに押し込む展開が続く。小野島は1Rに続き、リフトしてテイクダウン。サイドを取るが石井はすぐにガードに戻して下から三角を狙う。小野島は数発パウンドを落としたものの危険を察知して離れ、スタンドへ。
終了間際に石井が飛びヒザを狙うが小野島はバックステップでかわし、石井の着地時に右フックを合わせると石井がヒザをつく。最後も小野島がタックルで押し込んだところで試合終了のブザーが鳴った。
ジャッジは3者とも19-19でドロー。ともに勝ち点1を得るにとどまり、両者とも勝ち点3となった。
黒澤亮平が1R秒殺KOでタイトル戦線へ名乗り
元世界ストロー級王者の黒澤亮平(パラエストラ松戸)が木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅を1R24秒の秒殺KOで下し、タイトル戦線へ名乗りを上げた。
黒澤は2016年に澤田龍人を破り王座を獲得したものの、長期欠場し王座を返上。2019年に復帰し、2連勝したものの、前戦の本多良介戦ではスプリットの判定で敗れ、この日は仕切り直しともいえる一戦。
黒澤は1R開始早々、左インローで距離を測ると距離を詰めて左ジャブ、そして右フックを打ち抜くと木内はダウン。すぐにレフェリーが割って入り試合を止めた。
黒澤は試合後のマイクで「爆発できてよかった。すごく強くなっているんで、箕輪選手につながる試合をよろしくお願いします」とストロー級の世界王者・箕輪ひろばへ標的を定めた。
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.5」(8月1日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント/第5試合 THINKS INTERNATIONAL Presents「修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝戦」5分3R
○黒部三奈(マスタージャパン)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)杉本 恵(AACC ※インフィニティリーグ2019王者)●
◆セミファイナル/第4試合「環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦」5分3R
●田丸 匠(同級1位/NASCER DO SOL)(3R3分23秒、TKO)安藤達也(同級3位/フリー)○
◆第3試合 フライ級5分3R
●木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(世界ストロー級7位/和術慧舟會GODS)(1R24秒、KO)黒澤亮平(世界ストロー級8位/パラエストラ松戸)○
◆第2試合 「インフィニティリーグ2020」バンタム級5分2R
△石井逸人(勝ち点2/TRIBE TOKYO M.M.A.)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)小野島恒太(勝ち点2/CombatWorkoutDiamonds)△
◆第1試合 ウェルター級5分2R
△宮路智之(パラエストラ松戸)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)飯田健夫(フリー)△

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